評者はミステリ研究者の松坂健氏。
「20世紀初頭から英仏の文壇に異色の位置を占めていたモーリス・ルブラン」
「一時代を築いたのに、きちんとした評伝が残っていない不遇の作家についての詳細な伝記」(『いやいやながらルパンを生み出した男』)
「実にチャーミングな一冊」
「自分が対象を愛してるよ、と嫌味なく伝えるのはたいへんな技術と思うが、著者のお人柄
ならジーヴスが「あっぱれ」と褒めるんじゃないかな」
(『ジーヴスの世界』)
『いやいやながらルパンを生み出した作家
モーリス・ルブラン伝』
ジャック・ドゥルワール/小林佐江子 訳
定価 3,960円(本体価格3,600円)
世界中で絶大な人気を誇りつづける《怪盗紳士アルセーヌ・ルパン》
の生みの親、モーリス・ルブランの初の伝記。ルパン研究の第一人
者がついに成し遂げた、ミステリ・ファン待望の決定版。
『ジーヴスの世界』
森村たまき 著
定価 2,640円(本体価格2,400円)
《ジーヴス・シリーズ》全14冊の個人全訳を成し遂げた著者が
分かりやすく解説する、ジーヴスとウッドハウスの愉快な世界。
だれでも楽しめる最高のガイドブックが、ついに登場。写真図
版も多数収録。