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『蝶を飼う男』が図書新聞11/16付で紹介されました。

更新日:2019/11/12

図書新聞11/16付で『蝶を飼う男』が紹介されました。

評者は作家、翻訳家の北原尚彦氏。
「献辞が当時の精神科医バイヤルジュに捧げられていることからも、"偏執"が本書に通呈するテーマ
  であるのは明らかである。作者自身、自らの中に狂気のファクターが潜んでいるのではないかと危惧
  しているようだ」
「フランスでも忘れかけられていたバルバラに改めて日の光を当て、再評価したのが、本書の訳者・
  亀谷乃里なのである。さらには翻訳して我が国にまで紹介してくれたのだから、感謝しかない」
「詳細な訳註を付して、作品理解に欠かせない時代背景や事物に関する知識を補完してくれているの
  もありがたい」


9784336061034.jpg『蝶を飼う男 シャルル・バルバラ幻想作品集』

シャルル・バルバラ/亀谷乃里 訳
定価 2,970円(本体価格2,700円)
親友ボードレールにエドガー・ポーと音楽の世界を教えた影の男、
シャルル・バルバラ。《知られざる鬼才》による、哲学的思考と音楽
的文体、科学的着想、幻想的題材が重奏をなす全5篇の物語。



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