1. トップページ > 
  2. 最新ニュース > 
  3. 「高橋 秀+藤田 桜 素敵なふたり」展 開催〈~12/22(日)〉

最新ニュース

最新ニュース一覧

「高橋 秀+藤田 桜 素敵なふたり」展 開催〈~12/22(日)〉

更新日:2019/11/07

生命感あふれる有機的なフォルムで知られる高橋秀(1930-/広島県生まれ)は、画家を志し上京、さまざまな
出会いのなかで道を切り開き、 1961 年に新人画家の登竜門である安井賞を受賞しました。一方、布コラー
ジュを駆使した絵本原画で親しまれる藤田桜(1925-/ 東京生まれ)は、中原淳一が主宰する少女雑誌『ひま
わり』の編集者として出発、やがて自ら手芸作家となって第一線で活躍し、1952 年創刊の『よいこのくに』 で
は 37 年間にわたり表紙を飾りました。
1958年に結婚。高橋の創作を見つめ直したいという思いから、ふたりは60年代はじめにイタリアに渡り、以後
ローマを拠点に活動します。 高橋の造形に対する求心的な探究は開放的な色や形へと展開し、1993年には
ローマ国立近代美術館で個展が開催されました。他方、藤田も新たに絵本や布コラージュ制作に取り組み、
異国の暮らしのなかで見い出した日々の喜びを作品へと昇華させていきました。
2004年に帰国後は芸術教育にも力を注ぎ、倉敷市の沙美(さみ)海岸にアトリエを構え、若いアーティストを海
外に送り出しています。

ときに孤独と向き合い、喜びを重ね、互いに90歳前後となっても創造のエネルギーを発散しつづけるふたりの
姿をその創作の軌跡とともに 辿ります。


◆会期:2019年11月2日(土)~12月22日(日)
◆会場:伊丹市立美術館
      〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
       TEL.072-772-7447
◆休館日:月曜日
◆開館時間:10:00~18:00(入館は17:30 まで)
◆入館料:一般800円(700円)円/大高生450円(350円)円/中小生150円(100円)
     ※( )内は20 名以上の団体割引

展覧会詳細ページ
https://artmuseum-itami.jp/jp/category/exhibition/current_exhibition/


☆展覧会公式図録☆
9784336063618.jpg『高橋 秀+藤田 桜――素敵なふたり』
高橋秀・藤田桜 画
定価 2,640円(本体価格2,400円)
生命感溢れるフォルムの作風で知られる高橋秀と、布貼り絵と
いう独特な表現で、子供向け図書の表紙絵や、絵本の制作を
重ねる藤田桜。ふたりが生み出した豊かな作品たちを、その歩
みとともに紹介する。

ページトップへ