WEB本の雑誌で『ナチ 本の略奪』が紹介されました。
評者はときわ書房志津ステーションビル店書店員の日野剛広氏。
「ナチはなぜ、それほどまでに本を人々から奪い続けたのか? その謎と真実、消失した
本の行方、関わった人々の運命を追い求め、そしてナチの恐るべき野望を詳らかにして
いく一大ノンフィクション」
「今、この本とナチをめぐる一連の抗争と悲劇は再び繰り返される可能性が高まっている。
検閲、弾圧の後には略奪が待っている......」
WEB本の雑誌
アンデシュ・リデル/北條文緒・小林祐子 訳
定価 3,520円(本体価格3,200円)
ナチが略奪したのは美術品だけではなかった。世界を思想的にも
制覇しようという彼らの野望にとって、厖大な量の本や資料を略奪し、
それを用いて「敵」を研究し尽くすことが、不可欠な手段だった。