8/25京都新聞、9/1静岡新聞、9/8高知新聞で『輓馬の歌』が紹介されました。
評者は美術評論家の松本猛氏。
「「図案対象」は、久保が自らの死を意識しながら、それまでに学んだすべてを注ぎ込んだ、
戦時中とは思えない前衛的な大作」
「類いまれな才能を持った青年の姿を通し、国家が主導する戦争というものが、どれほど多く
の青年の可能性を奪ったかを考えさせる」
木村亨 著
定価 2,916円(本体価格2,700円)
今もなお注目を集め続ける謎の大作《図案対象》を遺し、中国
大陸の戦火の中で散った戦没画学生・久保克彦の芸術とその短
い生涯に秘められた真実に迫る画期的評伝。カラー口絵多数。