産経新聞8/25付で『僕は偽薬を売ることにした』が著者インタビューを中心に紹介されました。
「偽薬は、見た目は薬だが、有効成分が入っていない「食品」だ。この偽薬は、介護施設で薬を
何度も求める認知症などの高齢者に本物の薬の代わりとして渡す、というようにして使われて
いる」
「(著者のインタビューとして)「本を書いたのは、ニセモノとして負のイメージがある偽薬の価値
を向上させたかったから。偽薬は今は主に介護施設で使われているが、ゆくゆくは医療機関に
も広げたい」」
THE SANKEI NEWS
水口直樹 著
定価 1,944円(本体価格1,800円)
製薬会社の研究員だった著者は、今、偽薬を売っている。
偽薬が効くからだ。そのことを突き詰めて考えた時、科学に
依拠する現代医療の限界に気づく。科学の申し子が科学の
向こう側を透視した超問題作。