読売新聞8/25付で『三菱海軍戦闘機設計の真実』が紹介されました。
評者は中国文化学者で明治大学教授の加藤徹氏。
「曽根資料には堀越の本にない新事実も多い」
「個々の性能でもライバルに負けず、いくつかの項目では優越する、という零戦の設計哲学は、
戦後、形を変えて工業製品の「勝利の方程式」となった」
「戦争と平和、技術者と発注者の関係、官民協働への教訓、設計思想の重要性、一次資料を
残す意味など、さまざまなことを考えさせられた」
読売新聞
杉田親美 著
定価 3,024円(本体価格2,800円)
海軍からの焼却命令に反し保管された元三菱航空機設計技師で、
戦後は三菱自動車工業社長を務めた曽根嘉年の開発メモを読み
解き、名機〝ゼロ戦″をはじめとする三菱航空機の戦闘機開発の
真実を明らかにする。