婦人画報9月号で『死者の饗宴』が紹介されました。
評者は書評家の豊崎由美氏。
「気配で恐怖をかもす」
「読みながら浮かぶ幾つかの疑問に明快な答えは用意されず、恐怖の原因は解消も解決もされない。
悪は悪のまま、不安は不安なまま、狂気は狂気のまま、穢れは穢れのまま、放置される。ゆえに、
読者は作者が用意した世界の中から容易に抜け出すことができない」
ジョン・メトカーフ/横山茂雄・北川依子 訳
定価 2,808円(本体価格2,600円)
20世紀英国怪奇文学における幻の鬼才、知られざる異能の
物語作家、ジョン・メトカーフ。不安と恐怖と眩暈と狂気に彩ら
れた怪異談・幽霊物語・超自然小説の傑作を集成する本邦初
の短篇集がついに登場!