評者はアンソロジストの東雅夫氏。
「某出版社で恩田陸さんとの対談を収録した。お題は「平成日本の怪奇小説」だったのだが、
開口一番、盛り上がったのは......「メトカーフの新刊、好かったですよね~!」であった」
「独特の作風は、読者の精神をもジワジワと蝕むような呪縛力に満ちている」
「このほど初めて接して感銘を受けた作品のひとつに『永代保有』がある。妙なタイトルだが、
(中略) 読み終えたときに、いやぁ~な感慨を催すこと必至の言葉だ」
ジョン・メトカーフ/横山茂雄・北川依子 訳
定価 2,808円(本体価格2,600円)
20世紀英国怪奇文学における幻の鬼才、知られざる異能の物語作家、
ジョン・メトカーフ。不安と恐怖と眩暈と狂気に彩られた怪異談・幽霊物
語・超自然小説の傑作を集成する本邦初の短篇集がついに登場!