・朝日新聞2/10付
評者は作家の円城塔氏
「とにかく金が全ての資本主義社会を笑いのめしていると読むこともできるが、現代であればネット
上での有象無象のやりとりとも近く見えるのではないか」
「奇書として眺めるのもよし、誰がどこで何をしているのかを解読していくパズルとして読むもよし」
朝日新聞DIGITAL
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13887630.html?_requesturl=articles%2FDA3S13887630.html&rm=150
・西日本新聞2/9付
評者は詩人の河野聡子氏。
「下手や難解というわけではなく読みにくいのだ。にもかかわらずものすごく面白い、つまり異常な
小説である」
「しかし全体に通じる主題はわかりやすく、(中略)破天荒な形式の中にばらまかれた細部の情報
を拾うのも楽しい」
「これまでにない読書体験」
ウィリアム・ギャディス/木原善彦 訳
定価 8,640円(本体価格8,000円)
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