朝日新聞DIGITAL「好書好日」で『不気味な物語』が紹介されました。
評者は怪奇幻想ライター朝宮運河氏。
「主人公が落ちこんでゆく異常心理と、取り憑かれたような語り口のすさまじさは、まさにグラビンスキの
独壇場」
「ちなみに私がグラビンスキの諸作から連想するのは、ほぼ同時期に活躍した日本の探偵作家・夢野久
作。一人称の熱っぽい語り口、分身や影といったテーマへのこだわり、運命論的な世界観。いくつもの
共通点が浮かぶ」
朝日新聞DIGITAL「好書好日」
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,916円(本体価格2,700円)
ポーランド文学史上随一の恐怖小説作家ステファン・グラビンスキ、
死と官能が纏繞する悪夢の狂宴12篇。装画レオナルド・ダ・ヴィンチ
《受胎告知の天使のための左手と腕の研究》/装幀コバヤシタケシ