小説推理1月号で『動物怪談集』が紹介されました。
評者はアンソロジストの東雅夫氏。
「江戸中期に著わされた怪談集」
「「愛鼠失道徳」は、鼠を愛するあまり交接に至った破戒僧が錯乱して放火、磔に処され幽霊と
なって出没する......という一読眩暈を覚えるような話。(中略)やれ珍なるかな奇なるかな」
近衞典子 校訂代表
定価 6,480円(本体価格6,000円)
動物たちが怪異の主体として縦横無尽に活躍するファンタス
ティックでユニークな怪談集! 『雉鼎会談』『風流狐夜
咄』『怪談記野狐名玉』『怪談名香富貴玉』『怪談見聞実記』
の傑作五編を収録!