北欧、フィンランドが生んだ建築家アルヴァ・アアルト(1898-1976)は、木やレンガなど自然
の素材を生かし、周囲の自然環境との調和を図るよう配慮された建築で知られ、世界的に
評価されています。アアルトは、ドアノブから照明器具、家具、ガラス器に至るまで、小さなデ
ザインにもこだわり、空間全体の調和を試みました。
本展覧会は、ドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムの監修のもと、アルヴァ・アアルト財団
の協力によって実現した、日本では20年ぶりに開催される大規模な回顧展です。人間的な
温もりを感じさせるアアルトの作品は、日本においても多くの共感を得ることでしょう。
12/16(日)には展覧会公式図録編集の和田菜穂子氏の講演会が決定。
是非、お運びください。
『アルヴァ・アアルト もうひとつの自然』展
◆会場:名古屋市美術館
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄二丁目17番25号
(芸術と科学の杜・白川公園内)
TEL:052-212-0001
◆会期:2018年12月8日(土)~2019年2月3日(日)
◆休館日:月曜日(ただし12/24(月・祝)、1/14(月・祝)は開館、12/25(火)、1/15(火)は休館)
12/29(土)~1/3(木)
◆開館時間:午前9時30分〜午後5時
※金曜日は午後8時まで(入場は閉館の30分前まで)
[記念講演会]
講師:和田菜穂子(建築史家)
演題:「アアルトの住宅と理想の暮らし」
日時:12月16日(日)午後2時〜
場所:名古屋市美術館2階講堂(定員180名、入場無料、先着順)
※和田氏の講演後、久野紀光氏(建築家、名古屋市立大学大学院准教授)が登壇し、
対談します。
展覧会詳細ページ
☆展覧会公式図録☆
和田菜穂子 編集
定価 4,104円(本体価格3,800円)
モダニズムに自然の要素を取り入れ、人々の暮らしをより良くする
建築や家具デザインなどを追求した、20世紀を代表する建築家アル
ヴァ・アアルト。その多彩なる活動を300点に及ぶ図面や写真でたどる。