『博奕打ち 総長賭博』『仁義なき戦い』『大日本帝国』など任侠映画・実録映画・戦争映画の名作群を
のこした日本最大の映画脚本家、笠原和夫。その代表作を全三巻に集成した選集〈笠原和夫傑作選〉
が第3巻〈日本暗殺秘録 昭和史~戦争映画篇〉の刊行をもって完結となります。
完結を記念しまして、笠原和夫のインタビュー本『昭和の劇』の共著者で脚本家・映画監督の荒井晴彦
さんと映画評論家でシナリオ研究・分析も手がける吉田伊知郎さんのトークショーを開催いたします。
皆様のご来場をお待ちしております。
《荒井晴彦・吉田伊知郎トークショー 「笠原和夫を語る」》
◆日時:2019年1月26日(土) 15:00開演/14:30開場
◆会場:紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース
〒163-8636 東京都新宿区新宿3-17-7
◆定員:50名
◆参加費:500円(当日、会場にてお支払いいただきます)
[ご予約]新宿本店別館M2階DVD/CD・音楽書売場レジカウンターにて、店頭および電話にて
受け付けます。
ご予約電話番号 03-3354-0759
(新宿本店別館M2階DVD/CD・音楽書売場直通/10:00~21:00)
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
※イベント会場は自由席となります。開場時間よりご入場いただいた方からお好きな席にお座りいただけます。
※イベント会場での撮影・録音は固くお断りします。
イベント詳細ページ
★プロフィール★
荒井晴彦(あらい・はるひこ)
1947年生まれ。脚本家、映画監督、日本映画大学特任教授、季刊誌「映画芸術」編集・発行人。71年
より若松プロで助監督、そして足立正生と共に出口出ネームにより脚本を執筆。その後ピンク映画の
助監督、脚本執筆を経て、77年日活ロマンポルノ『新宿乱れ街 いくまで待って』で注目を浴びる。代
表作に『赫い髪の女』(神代辰巳監督)『遠雷』(根岸吉太郎監督)『Wの悲劇』(澤井信一郎監督)『共喰
い』(青山真治監督)など多数。脚本・監督作に『身も心も』『この国の空』があり、2019年公開の『火口
のふたり』が最新作となる。
吉田伊知郎(よしだ・いちろう)/モルモット吉田
1978年生まれ。映画評論家。「映画秘宝」「キネマ旬報」「シナリオ」等に執筆。著書に『映画評論・入
門!』(洋泉社)、共著書に『園子温映画全研究 1985-2012』(洋泉社)、『「シン・ゴジラ」をどう観る
か』(河出書 房新社)などがある。
緻密な取材と激烈な作劇で『博奕打ち 総長賭博』『仁義なき戦い』
『大日本帝国』などの名作群をのこした映画脚本家、笠原和夫。その
代表作を全三巻に集成したシナリオの第一級教科書にして極上のエン
ターテインメント・コレクション。全解題:伊藤彰彦