『さらば、シェヘラザード』『探偵小説の黄金時代』がミステリマガジン1月号で紹介されました。
〈わたしのベスト10 海外編〉の中でお三方が『さらば、シェヘラザード』を紹介。
「才人の奇書」「このシリーズは本当に面白いので、長く続けて欲しい」 日下三蔵氏(ミステリ研究家)
「メタメタな設定が楽しくて笑える」 三津田信三氏(作家)
「変てこな小説が読みたい方にうってつけ」「噂に違わぬ怪作」 若林踏氏(ライター)
〈周辺統括〉の中で、風間賢二氏(翻訳家・文芸評論家)も言及。
「作家と創作、作品の死闘関係をエロチックかつスラプスティックに語ったメタフィクショナルな怪作」
『探偵小説の黄金時代』は、〈周辺統括〉と〈今月の書評〉の中で、松坂健氏(ミステリ愛好家)が紹介。
「ミステリ作家群像が生き生きと描かれていて、こんなにミステリファンにとって楽しい読み物は無いと
思う」
「まさに宝石のような贈り物」
「正確さも含めて読みやすい翻訳」
ドナルド・E・ウェストレイク/矢口誠 訳
若島正・横山茂雄 監修
定価 2,592円(本体価格2,400円)
謎が謎を呼ぶ、伝説の怪作がついに登場! 〈悪党パーカー〉
シリーズや数々のコメディ・ミステリで知られる巨匠ウェス
トレイクによる爆笑の半自伝的実験小説。
マーティン・エドワーズ/森英俊・白須清美 訳
定価 4,968円(本体価格4,600円)
セイヤーズ、バークリー、クリスティーらが結成した〈ディテ
クション・クラブ〉の歴史を通して、英国探偵小説黄金時代の
作家群像を生き生きと描き、MWA賞に輝いた話題作。図版多数。