産経新聞11/18付で『笠原和夫傑作選 仁義なき戦い 実録映画篇』が紹介されました。
評者は編集者、ライターの月永理絵氏。
「どの作品も実に視覚的に書かれていること。画面に表示されるタイトル文字や、スチールによる状況説明、
画面にかぶさるナレーションなど、事細かに書かれた記述から、映画の場面がそのまま浮かび上がる。」
「実際の映画との比較もおもしろいが、未映画化作品を読む楽しさも格別だ。(中略)シナリオの一行一行か
ら、まだ見ぬ映像が浮かび上がる興奮を得られる、貴重な作品だ」
「こうしてまとまったシナリオ群は、資料的価値はもちろんのこと、さまざまな発見をもたらしてくれる」
THE SANKEI NEWS
笠原和夫 著
定価 5,400円(本体価格5,000円)
日本映画史に燦然と輝く名作群をのこした日本最大の脚本家
笠原和夫、初の選集。全3巻。第1回配本は『仁義なき戦い』ほ
か実録映画篇。未映画化の『実録・共産党』『沖縄進撃作戦』も
収録。