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『グッバイ・クリストファー・ロビン』が東京・中日新聞10/28付で紹介されました。

更新日:2018/10/29

東京・中日新聞10/28付で『グッバイ・クリストファー・ロビン』が介されました。

評者は聖心女子大学教授の安達まみ氏。
「四冊のクマのプーさんものを創作した頃を中心に、ミルンと周辺の喜怒哀楽詳しく描く。
  (中略)プーの名前の由来。挿絵画家シェパードとの協働。興味深い情報がめじろ押しだ」
「随所に鏤められたミルン論が本書の特長だろう。著者はミルンの言葉への感受性に着目
 し、最初の詩集は、味わいや歯応えのある表現に聞き慣れぬ言葉を少し交えた語彙が、
 幼児に理解できて大人も飽きさせないと指摘する」
「劇作家としての成功を願ったミルンに名声の歓(よろこ)びと痛みは望まぬ形でやって
 きた。それでも晩年にはプーと和解したのかもしれない。そう本書は示唆する。丁寧な
 訳注も日本の読者にはありがたい」

東京新聞 TOKYOWeb


9784336062604.jpg『グッバイ・クリストファー・ロビン
 『クマのプーさん』の知られざる真実』

アン・スウェイト/山内玲子・田中美保子 訳
定価 2,916円(本体価格2,700円)
プーやその仲間の無邪気な世界とあまりに対照的な影と真実。
それを知ることで、プーやロビンの魔法の森の安らぎと輝きは
増し、いっそう愛おしくなる。人間の幸福の真実を映し出す名
著、待望の翻訳!

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