中外日報10/5付で『日本禅宗における追善供養の展開』が紹介されました。
評者は山形大学教授の松尾剛次氏。
「本書は、古代仏教から近代仏教まで長期にわたるスパンで死者供養研究に
大きな三年を与える好著」
「思想の生きた場としての儀礼の一つである、曹洞禅の死者供養儀礼に肉薄
する研究が上梓されたことは喜びにたえない」
徳野崇行 著
定価 12,960円(本体価格12,000円)
死者供養という観点から、清規を基礎史料として日本禅宗
における供養儀礼や実践の諸相を通史的に取り上げ、追善
供養という仏教的な営みを通じて日本における弔いの歴史
を再検討する。