ふらんす9月号で『自殺の歴史』が紹介されました。
評者はライターの藤井勉氏。
「自殺にまつわるエピソードが収められ、そこから一つの歴史と体系が浮かび上がる」
「著者はそんな紀元前から現代までに起きた自殺を、事件の知名度・死ぬ理由・方法・場所で
「自殺にまつわるエピソードが収められ、そこから一つの歴史と体系が浮かび上がる」
「著者はそんな紀元前から現代までに起きた自殺を、事件の知名度・死ぬ理由・方法・場所で
分類(中略)併載されている自殺の方法別件数の推移、セーヌ川での自殺救助の各種報奨
金一覧といったデータからは、自殺のトレンドや多様な救助手段が見てとれる」
「自殺の背景は知れば知る程、人それぞれで複雑だとわかる。そこにこそ、
自殺の本質があると思えて仕方ない」
自殺の本質があると思えて仕方ない」
人間存在の最も哲学的なテーマである自殺の諸問題を、
心理・哲学・技術・手法・社会・文学・漫画・小唄など、多方
面から論じた類のない労作。