西日本新聞6/9付で『最後に鴉がやってくる』が紹介されました。
評者は詩人の河野聡子氏。
「カルヴィーノの小説には魔法という言葉がよく似合うと思う。(中略)遠目にはリアリズムで
描かれているように見えた風景がよく見ると奇妙に歪んだおとぎ話の光景だったような、
そんな効果を読み手に与えてくれる」
「通底するユーモアの感覚もあわせて、短篇小説の愉悦を味わえる」
『最後に鴉がやってくる』〈短篇小説の快楽〉
イタロ・カルヴィーノ/関口英子 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
死にゆく者はあらゆる種類の鳥が飛ぶのを見るだろう――自身の
パルチザン体験や故郷の生活風景を描いた〈文学の魔術師〉カル
ヴィーノの輝かしき原点となる第一短篇集、待望の刊行!