新潮6月号で『紋章と時間』が紹介されました。
評者は詩人の高柳誠氏。
「わたしは、詩人も含め作家をめざす(言語芸術家をめざす)若い人たちにこそ、この書を読んで
ほしいと願う。この書の内容を当然のこととして出発した作家・詩人が多数出てくれば、この国
の文学状況はもっと違ったものになるはずだからである」
「諏訪文学の土壌を知るための必読書」
諏訪哲史 著
定価 3,888円(本体価格3,600円)
小説とマイナー文学を論じ、澁澤、種村、ランボー、カフカ、春樹、
Q作、西脇、中也、シモン、あがた森魚、中島らもについて語り尽く
す。書下ろし「言語芸術論」と多和田葉子・谷川渥との対談も収録。