仏教タイムス5/17付で『大乗起信論成立問題の研究』が紹介されました。
評者は国際日本文化研究センター名誉教授の末木文美士氏。
「労作であり、詳細な資料に基づいて、中国の北朝鮮人撰述を論証」
「膨大な資料を踏まえた本書は十分に説得力を持ち、今後、北朝成立説は定説化するであろう」
「本書の出版で、『起信論』研究は新しい時代を迎えたということができる」
大竹晋 著
定価 14,040円(本体価格13,000円)
『大乗起信論』の素材である漢文仏教文献、同論に含まれる
北朝仏教固有の学説とインド仏教への誤解とを逐一指摘。
北朝人撰述を確定し、馬鳴、真諦への仮託の経緯をも解明。
成立問題に終止符を打つ。