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『暴れ牛と神さびる熊』が各紙誌で紹介されました。

更新日:2018/05/09

・新潟日報4/29付
 評者は国立歴史民俗博物館名誉館長の福田アジオ氏。
 「従来の比較民俗学であれば、日本列島の文化のルーツを探るための比較であったり、
   日本文化の特色を知るための比較であった。それに対し、著者はユーラシアの一部と
   して日本を把握し、広い世界の中で位置付けようとしている」
 「民俗学の開拓者柳田国男が夢見た「世界民俗学」の可能性を示した」
 
・全日本郷土芸能協会  会報91号
 「30年来日本・中国・ロシア・中央アジアなどユーラシア域のむら社会の歌と踊りを採訪し
   てきて感じていた「農耕民と狩猟民」の伝承の違いをまとめたもの」
 「我々の身近な芸能である獅子舞の殺戮儀礼についても言及」
 「動物の死屍分割が日常であった狩猟採集時代に思いをはせてみる」


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星野紘 著 
定価 2,916円(本体価格2,700円)
中央アジア、中国、ロシアから日本まで広く分布する動物の殺戮儀礼。
祭り、芸能、来訪神などをてがかりに、農耕民と狩猟民の民俗儀礼の
なかに垣間見える「殺戮と豊穣」の関係を明らかにする。


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