〈キネマ旬報〉にて長期連載中の山根貞男「日本映画時評」を年代順にまとめた〈日本映画時評集成〉
の最終巻の90年代篇(『1990-1999』)が5月25日に刊行となりました。既刊の70年代後半~80年代篇
(『1976-1989』)、2000年代篇(『2000-2010』)と合わせて、30年を越える現代日本映画との格闘記録
として前人未到の集成となります。このシリーズ全3巻の完結を記念しまして、著者山根貞男さんと連載
開始から誌面と全巻デザインを担当するブックデザイナーで映画批評家でもある鈴木一誌さんのお二人
でトークショーを開催いたします。
◆日時:2018年5月19日(土) 18:00開演/17:45開場
◆会場:紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース
◆定員:50名 ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
◆参加費:500円(当日、会場にてお支払いいただきます)
[ご予約]
5/3(水)10:00より新宿本店別館M2階DVD/CD・音楽書売場レジカウンターにて、
店頭およびお電話にてご予約を受け付けます。
ご予約電話番号:03-3354-0759(新宿本店別館M2階DVD/CD・音楽書売場直通/10:00~21:00)
★当日『日本映画時評集成』を購入した方を対象に、山根貞男さんのサイン会を開催いたします。
※会場で販売しますが事前に書籍を購入した方はレシートをご持参下さい。
イベント詳細ページ
※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
【プロフィール】
山根貞男(やまね さだお)
1939年大阪生まれ。映画評論家。大阪外国語大学フランス語科卒業。書評誌・書籍編集者を経て、映画
批評誌「シネマ」69~71の編集・発行に参加。1986年より「キネマ旬報」に日本映画時評を書き続けている。
主な著書に『映画狩り』(現代企画室)『活劇の行方』(草思社)『映画が裸になるとき』(青土社)『映画―快
楽装置の仕掛け』(講談社現代新書)『増村保造 意志としてのエロス』(筑摩書房)『映画の貌』(みすず書
房)『マキノ雅弘 映画という祭り』(新潮選書)、共著に『誰が映画を畏れているか』(蓮實重彦、講談社)
『仁侠映画伝』(俊藤浩滋、講談社)『映画監督深作欣二』(深作欣二、ワイズ出版)などがある。
鈴木一誌(すずき ひとし)
1950年東京都生まれ。ブックデザイナー。杉浦康平のアシスタントを12年間つとめ、1985年に独立。1981
年、映画批評でダゲレオ出版評論賞受賞。著書に『画面の誕生』(みすず書房)、『ページと力』『重力のデザ
イン』(共に青土社)、戸田ツトムとの共著『デザインの種』(大月書店)、『ブックデザイナー鈴木一誌の生活
と意見』(誠文堂新光社)、編著・共著書に『小川プロダクション『三里塚の夏』を観る 映画から読み解く成
田闘争』(太田出版)、『映画の呼吸 澤井信一郎の監督作法』(ワイズ出版)、『全貌フレデリック・ワイズマン
アメリカ合衆国を記録する』(岩波書店)などがある。
『日本映画時評集成 1990-1999』 ☆立ち読みページあり
〈活劇の行方〉、その混沌と挑発――「キネマ旬報」
で長期連載中の《日本映画時評》を一挙単行本化!
時評を突き抜けた圧巻の時評集成、ついに完結。