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2018年5月情報一覧です。

2018/05/31

『紋章と時間』が新潮6月号で紹介されました。

新潮6月号で『紋章と時間』が紹介されました。

評者は詩人の高柳誠氏。
「わたしは、詩人も含め作家をめざす(言語芸術家をめざす)若い人たちにこそ、この書を読んで
  ほしいと願う。この書の内容を当然のこととして出発した作家・詩人が多数出てくれば、この国
  の文学状況はもっと違ったものになるはずだからである」
「諏訪文学の土壌を知るための必読書」


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諏訪哲史 著
定価 3,888円(本体価格3,600円)
小説とマイナー文学を論じ、澁澤、種村、ランボー、カフカ、春樹、
Q作、西脇、中也、シモン、あがた森魚、中島らもについて語り尽く
す。書下ろし「言語芸術論」と多和田葉子・谷川渥との対談も収録。

2018/05/30

第2回 京都〈読者謝恩〉ブックフェア開催〈6/2(土)~〉

児童書、図鑑、生活実用書から、人文、社会科学、全集まで、河出書房新社、国書刊行会、作品社、
筑摩書房、白水社など出版梓会の会員社が選りすぐった1000点を超える話題書&ロングセラーを、
京都市内の書店3店舗にて会期中にかぎり特価にて販売いたします。
皆さま、ぜひともご来場になり、お手にとってご覧ください。      
                                                               ※フェアチラシのPDFはこちらからダウンロードください
第2回京都BF店頭配布チラシ.jpg

【参加出版社】
明日香出版社/偕成社/河出書房新社/金の星社/芸術新聞社/幻戯書房/国書刊行会/作品社/三省堂/新星出版社/大和書房/淡交社/筑摩書房/中央経済社/東洋館出版社/ナカニシヤ出版/西村書店/日貿出版社/日本実業出版社/日本標準/白水社/博文館新社/原書房/ひかりのくに/ビジネス教育出版社/文一総合出版/平凡社/ベレ出版/法学書院

【開催店舗】
大垣書店イオンモールKYOTO店 特設スペース 
 2018年6月2日(土)~6月25日(日)
 2018年6月3日(日)~6月15日(金)
   B2Fエスカレーター脇催事スペース      
 2018年6月4日(月)~6月24日(日)

京都謝恩フェア.jpgのサムネール画像

※各書店により会期、出品銘
 柄、割引率等が異なりま
 のでご注意ください。     

←フェアの目印はこのシール

             
         
  

2018/05/30

『日本映画時評集成』全3巻 刊行記念  山根貞男✕鈴木一誌トークショー&上映会〈7/16(月・祝)〉

〈キネマ旬報〉にて長期連載中の山根貞男「日本映画時評」を年代順にまとめた〈日本映画時評集成〉
の最終巻の90年代篇(『1990-1999』)が5月25日に刊行されました。既刊の70年代後半~80年代篇
(『1976-1989』)、2000年代篇(『2000-2010』)と合わせて、30年を越える現代日本映画との格闘記録
として前人未到の集成となります。このシリーズ全3巻の完結を記念しまして、著者山根貞男さんと連
載開始から誌面と全巻デザインを担当するブックデザイナーで映画批評家でもある鈴木一誌さんのお
二人でトークショーを開催いたします。
トークの前には、2作品を参考上映いたします。上映作品については当日のお楽しみとさせていただ
きますが、どうぞご期待ください。


〈『日本映画時評集成』全3巻刊行記念
 現代日本映画における〈活劇の行方〉 in 神戸〉
◆日時:2018年7月16日(月・祝)
     13:30〜 参考上映1(60分/16mm)
     14:40~ 参考上映2(45分/16mm)
     15:35~(終了予定17:35) トーク:山根貞男×鈴木一誌
     〒653-0036 兵庫県神戸市長田区腕塚町5丁目5−1  
◆参加費:参考上映付き 一般:2000円 会員:1800円 学生:1500円
     ※最新刊『日本映画時評集成 1990-1999』当日購入または持参で参加費500円割引
     ※招待券のご利用不可
[予約受付]
 info@kobe-eiga.net まで、お名前、ご連絡先(メールアドレスまたはお電話番号)をお知らせください。

☆イベント終了後、さらにカフェトークも続けて開催!
 時間:17:40頃〜 
 場所:神戸映画資料館ロビー兼カフェ
 ゲスト:山根貞男、鈴木一誌、樽本周馬(編集者/国書刊行会)
 参加費:500円(1ドリンクとスナック付き)

イベント詳細ページ


【プロフィール】
山根貞男
1939年大阪生まれ。映画評論家。大阪外国語大学フランス語科卒業。書評誌・書籍編集者を経て、
映画批評誌「シネマ」69~71の編集・発行に参加。1986年より「キネマ旬報」に日本映画時評を書
き続けている。主な著書に『映画狩り』(現代企画室)『活劇の行方』(草思社)『映画が裸になるとき』
(青土社)『映画―快楽装置の仕掛け』(講談社現代新書)『増村保造 意志としてのエロス』(筑摩
書房)『映画の貌』(みすず書房)『マキノ雅弘 映画という祭り』(新潮選書)、共著に『誰が映画を畏
れているか』(蓮實重彦、講談社)『仁侠映画伝』(俊藤浩滋、講談社)『映画監督深作欣二』(深作
欣二、ワイズ出版)などがある。

鈴木一誌
1950年東京都生まれ。ブックデザイナー。杉浦康平のアシスタントを12年間つとめ、1985年に独立。
1981年、映画批評でダゲレオ出版評論賞受賞。著書に『画面の誕生』(みすず書房)、『ページと力』
『重力のデザイン』(共に青土社)、戸田ツトムとの共著『デザインの種』(大月書店)、『ブックデザイ
ナー鈴木一誌の生活と意見』(誠文堂新光社)、編著・共著書に『小川プロダクション『三里塚の夏』を
観る映画から読み解く成田闘争』(太田出版)、『映画の呼吸 澤井信一郎の監督作法』(ワイズ出
版)、『全貌フレデリック・ワイズマン アメリカ合衆国を記録する』(岩波書店)などがある。



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『日本映画時評集成 1990-1999』 ☆立ち読みページあり
〈活劇の行方〉、その混沌と挑発――「キネマ旬報」
で長期連載中の《日本映画時評》を一挙単行本化! 
時評を突き抜けた圧巻の時評集成、ついに完結。


2018/05/30

『『光画』と新興写真』が芸術新潮5月号で紹介されました。

芸術新潮5月号で『『光画』と新興写真』が紹介されました。

「フォト・モンタージュやフォトグラムの技法を駆使した幻想的、実験的なイメージの数々に、
  ページをめくるごとに引き込まれていく」
「やがて報道写真と前衛写真に分化し、戦後はリアリズム写真が主流となる中で忘れ去られ
  ていった時代に光を当てる」


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東京都写真美術館 編
定価 3,672円(本体価格3,400円)
戦前日本の先鋭な写真雑誌『光画』を舞台にして牽引された
近代的な写真芸術運動「新興写真」の世界を、同じく希少な
雑誌『新興写真研究』などと共に検証する画期的なカタログ。
初紹介作多数。

2018/05/28

『復刻版 週刊サンニュース』監修者白山眞理氏の対談が週刊読書人5/25付で掲載されました。

週刊読書人5/25付に『復刻版 週刊サンニュース』の監修者白山眞理氏と、
弊社編集担当との対談が掲載されました。
週刊読書人ウェブにて全文をご覧いただけます。

週刊読書人ウェブ


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白山眞理 監修 
定価 95,040円(本体価格88,000円)
戦前・戦中対外宣伝に携わったスタッフや戦後派の写真家、デザイナー
らが創刊し"日本の『LIFE』"となることを目指した他に類を見ないグラフ
雑誌を完全復刻。戦後占領期の貴重な社会的・歴史的資料。

2018/05/28

『ヴィジュアル版 教師の歴史』が朝日新聞5/26付で紹介されました。

朝日新聞5/26付で『ヴィジュアル版 教師の歴史』が紹介されました。

「古代文明時代から中世の修道士、世界大戦下、そして現代のオンライン学習に至る世界の
  教師の姿の変遷をビジュアルにまとめた」
「「戦争を防ぐのは政治家の仕事、平和をつくり上げるのは教育者の仕事」 (マリア・モンテッ
  ソーリ)など教育者の名言もちりばめられている」

朝日新聞DIGITAL


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ディアドラ・ラフテリー/立石弘道 訳 
定価 6,264円(本体価格5,800円)
教師にかかわる絵画や画像を多数使用し、古代から現代までの世界の
教師の歴史をヴィジュアルで、わかりやすく記す。なぜ教師たちが尊重
され、敬愛されてきたのか、その多くの理由を読者は理解するだろう。

2018/05/28

『夢のウラド』が読売新聞5/27付で紹介されました。

読売新聞5/27付で『夢のウラド』が紹介されました。

評者は出版社「荒蝦夷」代表の土方正志氏。
 「マクラウド作品と、彼女の別名義ウィリアム・シャープの作品をまとめた短篇集」
 「いやはやなんともほんとに同一人物の作品なのとびっくり仰天に豪華絢爛」
 「従来の読者にはその隠れた一面を、これからマクラウド世界に踏み入る人には格好の入門書に、
 いずれもおススメ」


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フィオナ・マクラウド/ウィリアム・シャープ
中野善夫 訳 
定価 4,968円(本体価格4,600円)
死後に同一人物と明かされた作家、F・マクラウドとW・シャープ。
尾崎翠が思慕し三島由紀夫が讃美した、伝説の作家の作品を初めて
ひとつに集成する。いま百年の時を経て甦るスコットランドの幻想小説集。


2018/05/25

《新編・日本幻想文学集成》全巻購入者特典発送のお知らせ

《新編・日本幻想文学集成》全9巻をご購入いただいた方への応募者特典を
2018年5月24日に発送いたしました。
到着まで1週間程度かかる場合もございますので、何卒ご了承下さい。
以降にご応募いただいた方は、順次発送させていただきます。

【特典内容】
梅木英治画の絵葉書33枚セット

梅木英治(1951-2009)が旧版《日本幻想文学集成》のカバーのために
描き下ろした画を使用した絵葉書33枚セット。

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【請求方法】 
各巻の帯に刷り込まれている特典シールを切り取り、全巻分の計9枚を郵便はがきに貼って、
ご住所・ご氏名を明記の上、「国書刊行会営業部 日本幻想文学集成係」へお送りください。

【請求締め切り】
2018年9月末(最終回配本の6か月後)


《新編・日本幻想文学集成》
日本幻想文学集成全巻.jpg
幻視の作家たちが備える幻想の特質をあますところなく伝え
る、ユニークな文学全集!
明治以降現代までの物故作家の中から、幻想文学の小説家
として重要な作家を選出し、全33巻構成で集大成した《日本
幻想文学集成》。その旧版を4ないし5作家ごとに1冊にまとめ、
さらに新たな作家4人を追加した増補巻1巻とあわせた全9巻
を《新編》として刊行。計13人の編纂者が各作家を担当する責
任編纂制で、文庫等に未収録の埋もれた名品、知られざる傑
作も数多く収め、各巻には編纂者による斬新な解説も収録。

2018/05/25

『新しきイヴの受難』が各誌で紹介されました。

・週刊新潮5/31号
 評者は書評家の豊崎由美氏。
 「どうして、これほどの作品が今まで訳されなかったのか。いや、今こそ訳すタイミングとしてはバッチリ。
   そんな相反する重いが交錯する長篇」
 「ジェンダー問題と剝き身で向き合った、かなり過激な問題作」
 「コミックノベルとしても冴えた一作」

・ミステリマガジン 7月号
 評者は幻想文学研究家、翻訳家の風間賢二氏。
 「カーターの奇想天外な想像力と博学ぶりが遺憾なく発揮」
 「〈女性性〉と〈男性性〉とを巡る深い洞察にもとづいた、シュールな黙示録的小説」
 「LGBTが話題の今こそ読まれるべき問題の書」


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アンジェラ・カーター/望月節子 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
野蛮な力が遍在する世界に繰り広げられるイヴの奇妙奇天烈な冒険
と遍歴を、ブラックユーモアとアイロニーをちりばめて描いた、英国マ
ジック・リアリズムの旗手による、新たな預言の書ともいうべき傑作。

2018/05/24

『新しきイヴの受難』が日経新聞5/24付で紹介されました。

日経新聞5/24付夕刊で『新しきイヴの受難』が紹介されました。

評者はファンタジー評論家の小谷真理氏。
「性差の問題を思弁する、神話的性差SF」
「70年代作とは思えないほど先端的」


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アンジェラ・カーター/望月節子 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
野蛮な力が遍在する世界に繰り広げられるイヴの奇妙奇天烈な冒険
と遍歴を、ブラックユーモアとアイロニーをちりばめて描いた、英国マ
ジック・リアリズムの旗手による、新たな預言の書ともいうべき傑作。


2018/05/22

『大乗起信論成立問題の研究』が仏教タイムス5/17付で紹介されました。

仏教タイムス5/17付で『大乗起信論成立問題の研究』が紹介されました。


評者は国際日本文化研究センター名誉教授の末木文美士氏。
 「労作であり、詳細な資料に基づいて、中国の北朝鮮人撰述を論証」
 「膨大な資料を踏まえた本書は十分に説得力を持ち、今後、北朝成立説は定説化するであろう」
 「本書の出版で、『起信論』研究は新しい時代を迎えたということができる」


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大竹晋 著 
定価 14,040円(本体価格13,000円)
『大乗起信論』の素材である漢文仏教文献、同論に含まれる
北朝仏教固有の学説とインド仏教への誤解とを逐一指摘。
北朝人撰述を確定し、馬鳴、真諦への仮託の経緯をも解明。
成立問題に終止符を打つ。


2018/05/18

『縄文人に相談だ』が母の友6月号で紹介されました。

母の友6月号で『縄文人に相談だ』が紹介されました。

「現代とは社会も価値観も全く違う"縄文的"な立場からのゆるーい解答は、悩みの解決に
  直接役に立ちそうにはないけれど、悩みの本質が見えてくるような気がするから不思議だ」
「"縄文人ならどう考える?"という思考がちっとくせになりそう」


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望月昭秀 著 
定価 1,620円(本体価格1,500円)
お金が貯まらない、恋人ができない、部下がついてこない、
将来が不安――。あれやこれやと悩みのつきない現代人。
でも悩みなんて、全部まとめて貝塚にポイ!


2018/05/15

『教育紙芝居集成』が第54回保育学文献受賞を受賞。

『教育紙芝居集成』が一般社団法人日本保育学会による第54回(平成30年度)保育学文献受賞を受賞いたしました。

[保育学文献賞とは]
保育学文献賞(正式には、一般社団法人日本保育学会保育学文献賞)は、保育に関する文献を表彰すること
を目的に設置されたものであり、保育学の発展や保育実践の向上に非常に有意義であると考えられる優れた
文献に授与されます。

一般社団法人 日本保育学会


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高橋洋子 編著/川戸道昭・三浦佑之・米村佳樹 論考 
定価 30,240円(本体価格28,000円)
戦前期の日本で初めて保育に導入され、教育現場での紙芝居活用を決定づけ
た「幼稚園紙芝居」シリーズをオールカラーで収録。外国文学の受容史やメディ
アにおける位置づけなど、多面的な視点から紙芝居を解説する。


 

2018/05/14

第55回〈読んでいいとも!ガイブンの輪〉 豊﨑由美さん × 鈴木杏さん トークショー〈6/16(土)〉

「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称〈よんとも〉は書評家の豊崎由美さんが「笑っていいとも」の
「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について
語り合う流浪の番組、ではなくトークショーです。
とびきりのガイブン"目利キスト"である豊崎さんとゲストが「これはおもしろい!」「いまが旬!」「読
んで損しない!」という一冊をおススメし、魅惑の翻訳小説ワールドへとみなさんをご案内いたします。
前回ゲスト朝吹真理子さんのご紹介で、今回は女優の鈴木杏さんをお招きします!


◆日時:2018年6月16日 (土) 14時00分~(開場13時30分) 
◆会場:八重洲ブックセンター 本店 8F ギャラリー
    〒104-8456 東京都中央区八重洲2-5-1 
◆参加費:入場料500円(税込) 当日会場入口にてお支払いください。 
◆募集人員:80名(お申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。 
[申込方法]
1階カウンターにて、参加希望の方へ参加券をお渡しいたします。
参加券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。
お電話によるお申込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
※会場にて関連書籍を販売いたします。
※開演中の写真撮影、サインはできません。
 
主催:八重洲ブックセンター

イベント詳細ページ


[登壇者]
豊﨑由美(とよざき ゆみ)
ライター、書評家。「GINZA」「TVBros.」「共同通信」などで書評を多数掲載。主な著書に『勝てる読書』
 (河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)、
『石原慎太郎を読んでみた 入門版』(栗原裕一郎氏との共著、中公文庫)、『まるでダメ男じゃん! 
「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)などがある。
Twitterアカウントは@toyozakishatyou

鈴木杏(すずき あん)
1987年4月27日生まれ、東京都出身。1996年にTVドラマデビュー。以後、テレビ、映画、舞台などで活躍
の場を広げる。映画「Returner リターナー」では日本アカデミー賞新人俳優賞と話題賞をW受賞、映画「軽
蔑」では高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞するなど、若手実力派として才能を発揮。2016年、舞台「イ
ニシュマン島のビリー」「母と惑星について、および自転する女たちの記録」の演技で、第24回読売演劇大
賞最優秀女優賞を受賞。近年の舞台出演作として、「欲望という名の電車」(フィリップ・ブリーン演出)、蜷
川幸雄三回忌追悼公演「ムサシ」など。

2018/05/11

『夢のウラド』『清涼井蘇来集』が小説推理6月号で紹介されました。

小説推理6月号で『夢のウラド』『清涼井蘇来集』が紹介されました。

評者はアンソロジスト、文芸評論家の東雅夫氏。
「猟書黄金時代に遭遇した書物の中でも1、2をあらそう掘出物が、松村みね子の翻訳になるフィオナ・マクラウド
  短篇集『かなしき女王』初刊本だった。(中略)昂奮と歓喜にふるえながら、これこそが幻想文学の神髄だと確信」
「まどろみの中で見る異教の夢さながらな造本」
「たいそう企みのある画期的な作品集」
(以上『夢のウラド』)

「蘇来の作品の特色は、講釈の流れを汲むエンターテインメント性にある。スリルとサスペンスと意外性で、読者を
 引きずり廻す──まさに娯楽小説のだ醍醐味」
「怪談のみならずエンタメ文芸の源流を知る意味でも、貴重な一冊」
(以上『清涼井蘇来集』)


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フィオナ・マクラウド/ウィリアム・シャープ  中野善夫 訳
定価 4,968円(本体価格4,600円)
死後に同一人物と明かされた作家、F・マクラウドとW・シャープ。
尾崎翠が思慕し三島由紀夫が讃美した、伝説の作家の作品を初めてひと
つに集成する。いま百年の時を経て甦るスコットランドの幻想小説集。

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井上泰至 校訂代表/木越秀子・紅林健志・郷津正・宍戸道子 校訂
定価 6,264円(本体価格5,800円)
浮世草子以後、文学の新たな型式を切り拓いた〈幻の作家〉清涼井蘇来、
その全貌を初の集成! 『古実今物語』(正・続)、『今昔雑冥談』、
『当世操車』の、怪談・奇談の傑作四篇を収録。



2018/05/09

『暴れ牛と神さびる熊』が各紙誌で紹介されました。

・新潟日報4/29付
 評者は国立歴史民俗博物館名誉館長の福田アジオ氏。
 「従来の比較民俗学であれば、日本列島の文化のルーツを探るための比較であったり、
   日本文化の特色を知るための比較であった。それに対し、著者はユーラシアの一部と
   して日本を把握し、広い世界の中で位置付けようとしている」
 「民俗学の開拓者柳田国男が夢見た「世界民俗学」の可能性を示した」
 
・全日本郷土芸能協会  会報91号
 「30年来日本・中国・ロシア・中央アジアなどユーラシア域のむら社会の歌と踊りを採訪し
   てきて感じていた「農耕民と狩猟民」の伝承の違いをまとめたもの」
 「我々の身近な芸能である獅子舞の殺戮儀礼についても言及」
 「動物の死屍分割が日常であった狩猟採集時代に思いをはせてみる」


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星野紘 著 
定価 2,916円(本体価格2,700円)
中央アジア、中国、ロシアから日本まで広く分布する動物の殺戮儀礼。
祭り、芸能、来訪神などをてがかりに、農耕民と狩猟民の民俗儀礼の
なかに垣間見える「殺戮と豊穣」の関係を明らかにする。


2018/05/08

『最後に鴉がやってくる』『夢のウラド』がダ・ヴィンチ6月号で紹介されました

いずれも「絶対読んで得する14冊」のコーナーで取り上げられました。

『最後に鴉がやってくる』の評者は作家、翻訳家の西崎憲氏。
 「まるで21世紀になって書きはじめた新人作家のように新鮮で、刺激に満ちている」
 「小説の祝祭」

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イタロ・カルヴィーノ/関口英子 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
死にゆく者はあらゆる種類の鳥が飛ぶのを見るだろう――自身のパルチザン
体験や故郷の生活風景を描いた〈文学の魔術師〉カルヴィーノの輝かしき原
点となる第一短篇集、待望の刊行!


『夢のウラド』の評者は声優、文筆家の池澤春菜氏。
 「夢のような、幻のような、カゲロウのような。いつか消えるとわかっている、儚い美しさ。」
 「今こうして読める幸せ」

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中野善夫 訳 
定価 4,968円(本体価格4,600円)
死後に同一人物と明かされた作家、F・マクラウドとW・シャープ。
尾崎翠が思慕し三島由紀夫が讃美した、伝説の作家の作品を初めてひと
つに集成する。いま百年の時を経て甦るスコットランドの幻想小説集。

2018/05/08

『新たなルネサンス時代をどう生きるか』が各紙で紹介されました。

『新たなルネサンス時代をどう生きるか』が各紙で紹介されました。

・日本経済新聞5/2付
 
 日本経済新聞HP

・毎日新聞4/21付

 毎日新聞HP


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イアン・ゴールディン/クリス・クターナ/桐谷知未 訳 
定価 3,996円(本体価格3,700円)
現代は新たなルネサンス時代なのだろうか? この時代を繁栄に導くために、
わたしたちはどう行動すべきなのか? 過去から学び、よりよい未来を築く
ためのユニークな提言の書。     


2018/05/08

『祈り』が新宗教新聞4/27付で紹介されました。

新宗教新聞4/27付で『祈り』が紹介されました。

「祈りを宗教の中心的現象と位置づけ、「類型化」し、祈りの本質を描き出そうとした宗教学の古典」
「古今東西の資料を引用し、分析を加えた本書はまぎれもなく宗教学の原点の一つであり、祈りを研究
  する際には避けては通れない作品」
「「宗教」とは何か──という問題に対して大きな示唆を与え、さらなる考察の糸口になることも期待できる」


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フリードリヒ・ハイラー
深澤英隆 監修/丸山空大・宮嶋俊一 訳
定価 7,020円(本体価格6,500円)
本書は祈りの宗教学的研究の古典として名高い文献であり、祈りに
関する研究で本書に言及していないものは皆無と言っても過言では
ない。このたびの邦訳により、名著の全体像がついに明らかになる。

2018/05/07

『縄文人に相談だ』望月昭秀氏トークイベント 〈5/17(木)〉

ユニークな縄文的考え方で、現代人の悩みを一刀両断した書籍『縄文人に相談だ』の著者が、
謎の多い縄文時代を身近に感じられる面白さや魅力を熱く語ります。 
※縄文時代にならって物々交換を行います。交換できる物品をお持ちください(任意)。 


〈「縄文時代を楽しむ!縄文ZINE」 望月昭秀氏トークイベント〉
◆日時:2018年05月17日(木) 19:00~21:00
    〒332-0015 埼玉県川口市川口1-1-1キュポ・ラ7階
    Tel:048-227-7622    
◆対象:どなたでも(定員40名、先着)
◆料金:500円
[申込方法]下記の3つの方法からお選びください。
 ①来館
 ②メール event@mediaseven.jpまで必要項目(開催日・氏名・ふりがな・生年月日・〒・住所・
  電話番号)を記入の上送信。
 ③申し込みフォームより、必要項目を入力してお申込みください。

  申込期限: 2018年05月16日(水)まで
  ※先着順での受付になります。
  ※すぐに受付完了メールの自動送信あり(届かない場合は要問合せ)。
  ※メールでの返信を希望される方は、@mediaseven.jpの受信設定をお願いします
  ※携帯電話会社のメールアドレスにはメールが届かない場合がありますのでご遠慮ください。 


講師名:望月昭秀(株式会社ニルソンデザイン事務所代表、縄文ZINE編集長)
講師プロフィール:1972年、弥生の遺跡である登呂遺跡で有名な静岡県生まれ。商品パッケージから
        書籍、雑誌までグラフィックデザイン全般を手掛ける、株式会社ニルソンデザイン事
        務所代表。2015年から縄文時代をテーマにしたフリーペーパー『縄文ZINE』を発行。
        著書に『縄文人に相談だ』(国書刊行会)がある。

イベント詳細ページ


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望月昭秀 著 
定価 1,620円(本体価格1,500円)
お金が貯まらない、恋人ができない、部下がついてこない、将来が不安――。
あれやこれやと悩みのつきない現代人。でも悩みなんて、全部まとめて貝塚にポイ!

2018/05/07

「キネマ旬報」映画本大賞2017で『「昭和」の子役』がランクイン!

『「昭和」の子役』』が、「キネマ旬報」映画本大賞2017に第4位にランクインいたしました。

映画雑誌「キネマ旬報」が、前年度に出版された映画に関する書籍の中からベストテン
を選ぶ「映画本大賞」が、同誌5月上旬号で発表され、2017年に出版された数多くの映
画本の中から、小社『「昭和」の子役』が第4位にランクインいたしました。

キネマ旬報社HP


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樋口尚文 編著 
定価 3,024円(本体価格2,800円)
60~70年代に映画やテレビで活躍した伝説の「子役」たちから見る昭和
エンタテインメントの世界。初インタビューや資料を満載、初めて明か
される秘話や事実を掘り起こした、もうひとつの日本映画史。

2018/05/07

『新しきイヴの受難』がSFマガジン6月号で紹介されました。

SFマガジン6月号で『新しきイヴの受難』が紹介されました。

評者はのSF研究者、文藝評論家の牧眞司氏。
「イヴリンが堕ちた地獄、イヴを産み落とす子宮」
「カーターの幻惑的描写と破格な語法は、すべての者をこの地獄巡りへと引きずりこむ」


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アンジェラ・カーター/望月節子 訳 
定価 2,592円(本体価格2,400円)
野蛮な力が遍在する世界に繰り広げられるイヴの奇妙奇天烈な冒険と
遍歴を、ブラックユーモアとアイロニーをちりばめて描いた、英国マ
ジック・リアリズムの旗手による、新たな預言の書ともいうべき傑作。

 

2018/05/01

『日本映画時評集成』全3巻 刊行記念  山根貞男✕鈴木一誌トークショー〈5/19(土)〉

〈キネマ旬報〉にて長期連載中の山根貞男「日本映画時評」を年代順にまとめた〈日本映画時評集成〉
の最終巻の90年代篇(『1990-1999』)が5月25日に刊行となりました。既刊の70年代後半~80年代篇
(『1976-1989』)、2000年代篇(『2000-2010』)と合わせて、30年を越える現代日本映画との格闘記録
として前人未到の集成となります。このシリーズ全3巻の完結を記念しまして、著者山根貞男さんと連載
開始から誌面と全巻デザインを担当するブックデザイナーで映画批評家でもある鈴木一誌さんのお二人
でトークショーを開催いたします。


◆日時:2018年5月19日(土) 18:00開演/17:45開場
◆会場:紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース
◆定員:50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
◆参加費:500円(当日、会場にてお支払いいただきます)
[ご予約]
 5/3(水)10:00より新宿本店別館M2階DVD/CD・音楽書売場レジカウンターにて、
 店頭およびお電話にてご予約を受け付けます。
 ご予約電話番号:03-3354-0759(新宿本店別館M2階DVD/CD・音楽書売場直通/10:00~21:00)

★当日『日本映画時評集成』を購入した方を対象に、山根貞男さんのサイン会を開催いたします。
 ※会場で販売しますが事前に書籍を購入した方はレシートをご持参下さい。

イベント詳細ページ

※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。


【プロフィール】
山根貞男(やまね さだお)
1939年大阪生まれ。映画評論家。大阪外国語大学フランス語科卒業。書評誌・書籍編集者を経て、映画
批評誌「シネマ」69~71の編集・発行に参加。1986年より「キネマ旬報」に日本映画時評を書き続けている。
主な著書に『映画狩り』(現代企画室)『活劇の行方』(草思社)『映画が裸になるとき』(青土社)『映画―快
楽装置の仕掛け』(講談社現代新書)『増村保造 意志としてのエロス』(筑摩書房)『映画の貌』(みすず書
房)『マキノ雅弘 映画という祭り』(新潮選書)、共著に『誰が映画を畏れているか』(蓮實重彦、講談社)
『仁侠映画伝』(俊藤浩滋、講談社)『映画監督深作欣二』(深作欣二、ワイズ出版)などがある。

鈴木一誌(すずき ひとし)
1950年東京都生まれ。ブックデザイナー。杉浦康平のアシスタントを12年間つとめ、1985年に独立。1981
年、映画批評でダゲレオ出版評論賞受賞。著書に『画面の誕生』(みすず書房)、『ページと力』『重力のデザ
イン』(共に青土社)、戸田ツトムとの共著『デザインの種』(大月書店)、『ブックデザイナー鈴木一誌の生活
と意見』(誠文堂新光社)、編著・共著書に『小川プロダクション『三里塚の夏』を観る 映画から読み解く成
田闘争』(太田出版)、『映画の呼吸 澤井信一郎の監督作法』(ワイズ出版)、『全貌フレデリック・ワイズマン
アメリカ合衆国を記録する』(岩波書店)などがある。


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『日本映画時評集成 1990-1999』 ☆立ち読みページあり
〈活劇の行方〉、その混沌と挑発――「キネマ旬報」
で長期連載中の《日本映画時評》を一挙単行本化! 
時評を突き抜けた圧巻の時評集成、ついに完結。

2018/05/01

立ち読みページ追加のお知らせ

 『最後に鴉がやってくる』『日本映画時評集成1990-1999』『自殺の歴史』
『水銀のゆらぐ言』以上4点の立ち読み機能を追加いたしました。
各書誌ページよりごらんください。



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イタロ・カルヴィーノ/関口英子 訳            山根貞男 著 
 定価 2,592円(本体価格2,400円)        定価 5,400円(本体価格5,000円)


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   『自殺の歴史』                   『水銀のゆらぐ言』
  ロミ/土屋和之 訳                    柿沼裕朋 著 
定価 4,536円(本体価格4,200円)       定価 2,160円(本体価格2,000円)





2018/05/01

『鉄道人とナチス』が日経新聞4/28付で紹介されました。

日経新聞4/28付で『鉄道人とナチス』が紹介されました。

評者は成蹊大学教授の板橋拓己氏。
「優れた伝記は時勢と個性の双方を明らかにするものだが、本書もその例に漏れない」
「鉄道史や技術官僚の社会史に関する記述は、他に得難いものがある。また、1907年にドルプミュラー
  が活躍の場を求めて渡った先である中国の植民地環境についても、鮮やかに再現されている」
「歴史書として抜群に面白いだけではない。暴政のなかで、個人は、そして自分はいかに振る舞えるのか。
  読む者にそう問いかける本でもある」

日本経済新聞WEB


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鴋澤歩 著 
定価 3,672円(本体価格3,400円)
技術官吏の出身ながら異例の栄達をとげ、ドイツ国鉄総裁として名声を
得た鉄道人ドルプミュラー。ナチスの暴力的な支配に迎合し、戦争とユ
ダヤ人虐殺に加担するまでを、ドイツ社会経済史の枠組みで描く。


2018/05/01

『祝祭の日々』が日経新聞4/28付で紹介されました。

日経新聞4/28付で『祝祭の日々』が紹介されました。

「編集者とは博覧強記な種族だが、いま映画本の世界で活躍する60代の編集者で最も物知りなのは
  この人ではないか」
「サブカルチャーがジャンルなどでなく、文化とは何かを問う創造的な思考であった時代。その豊かさ
  にため息がでるエッセー集」

日本経済新聞WEB


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高崎俊夫 著 
定価 2,808円(本体価格2,600円)
映画から文学へ、文学からジャズへ、そして映画へ――マニアック&
ファナティックな文芸書・映画本を多数手掛ける名編集者による人気
連載コラムがついに単行本化。

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