日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念して開催される「フィンランド陶芸展 芸術家たちの「ユートピア」では、
フィンランド・デザインのゴールデン・エイジと呼ばれる1950年代から1960年代の陶芸作品を中心に紹介します。
シンプルでありながらも暖かみのあるフィンランドの陶磁器は、フィンランド国内のみならず世界各地で時代や世代を超
えて愛され続けています。日本にも多くの愛好家が存在しますが、これまで日本において紹介されてきたフィンランド陶
芸はプロダクト・デザインが中心であり、その全容はあまり明らかにされてきませんでした。
本展では、これまで体系的に紹介されることがなかったファイン・アートとしてのフィンランド陶芸に焦点を当て、それら
が最も華やかに開花した時代の傑作を一同に展示し、様々な表現とその魅力の全てを紹介します。
本展は、フィンランド陶磁器やガラス作品の世界的コレクター、キュオスティ・カッコネン氏のコレクションを中心に構成
されています。(茨城県陶芸美術館HPより)
「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」展
◆会期:平成30年4月21日(土)〜7月1日(日)
◆会場:茨城県陶芸美術館 地階企画展示室
〒309-1611 茨城県笠間市笠間2345
TEL.0296-70-0011
◆開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
◆休館日:月曜日(ただし4月30日(月)は開館)
◆観覧料:同時開催のマリメッコ展と併せて観覧いただけます。
一般820(670)円/高大生620(510)円/小中生310(260)円
※( )内は、20名以上の団体料金。
※満70歳以上の方、障害者手帳、療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。
※以降、東京、岐阜、山口、大阪へ巡回予定
茨城県陶芸美術館HP
【展覧会公式図録】
ハッリ・カルハ 監修/山口敦子 企画・構成
定価 2,484円(本体価格2,300円)
既成概念にとらわれない豊かな表現で人々を魅了し、世界的な潮流を
生み出したフィンランド陶芸。黎明期から最盛期ともいえる1950~60年
代まで、その全貌を137点の名作とともに体系的に紹介する。