2018年4月
2018年4月情報一覧です。
『伸ばす! 就活能力・ビジネス日本語力』「指導者用手引き」申請受付開始
『伸ばす! 就活能力・ビジネス日本語力』をさらにご活用いただけるよう、
「指導者用手引き」を作成いたしました。
お申込みページの注意事項をご確認の上、申請フォームよりお申し込みください。
『伸ばす! 就活能力・ビジネス日本語力』「指導者用手引き」申請ページ
学校法人長沼スクール 東京日本語学校 編
小島美智子 監修
植木香/木下由紀子/藤井美音子 著
定価 1,944円(本体価格1,800円)
実際に日本企業に就職した人多数! 日系企業や日本で働くための「4つの能力」
を育てるワークブック。就職活動に必要なスキルと、ビジネス日本語の基礎が、この
1冊で学べます。「指導者用手引き」も用意。
『節談説教研究会結成十周年記念布教大会 CD』が各紙で紹介されました。
・中外日報4/20付
「節談説教は、説法に独特の節(抑揚)を付け、身ぶりを交えて法和する「情念の布教法」。浪曲
や講談など、近世の日本の語り物に強い影響を与えたが、近代には消滅寸前まで衰退」
「多くの寺院に共通する問題を解消するため、節談説教を現代に甦らせようと、浄土真宗各派の
僧侶らが2007年に結成」
「「自分も弁じてみたい」という人の練習用にも最適」
「10周年の集大成と呼ぶにふさわいしい成果」
・仏教タイムス4/26付
「近代化の中で節談説教の担い手は少なくなり、同時に熱い聴聞の場も減っていった。
「近代化の中で節談説教の担い手は少なくなり、同時に熱い聴聞の場も減っていった。
この現状を打破するために、宗派を超えて集まった真宗僧侶が平成19年に研究会を結成。
(中略)研修生から節談説教者へ──。その一つの成果がこのCDに収められている」
「活字でも説教を楽しめ、また、聴いた人が節段説教を練習できるように全説教の「説教台本」も
付す」
節談説教研究会 監修/府越義博 解説
定価 29,160円(本体価格27,000円)
平成二十九年九月十三日に築地本願寺で行われた「節談説教研究会結成
十周年記念節談説教布教大会」の全説教を完全収録。総勢17名の説教者
による結成十周年の集大成。全説教の「説教台本」付き。
『H・P・ラヴクラフト』が静岡新聞4/22付で紹介されました。
静岡新聞4/22付で『H・P・ラヴクラフト』が紹介されました。
評者は文芸評論家の東雅夫氏。
「キングを初め、アルゼンチンの文豪ボルヘス、英国の批評家コリン・ウィルスンから村上春樹や水
木しげるに至るまで、多彩な著名作家がラヴクラフトに関心を示し、(中略)あたかもラヴクラフト世
界という鏡(照魔鏡!?)にそれぞれの文学観を投影させているかのよう」
「フランス文学界の異端児を巡る、裏返しの青春期、矯激な内的告白の書としても読むことができる」
「著者の近未来小説に描かれる人種問題や人格転移、カルト宗教といったモチーフのツールが、ラ
ヴクラフトの作品世界に見出されることにも一驚を喫するに違いない」
ミシェル・ウエルベック 著
スティーヴン・キング 序文/星埜守之 訳
定価 2,052円(本体価格1,900円)
『服従』『素粒子』のウエルベックの衝撃のデビュー作、ついに邦訳!
ラヴクラフトの生涯と作品を、熱烈な偏愛を込めて語り尽くす!
スティーヴン・キングによる序文「ラヴクラフトの枕」も収録。
「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」展開催〈~2018年7/1(日)〉
日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念して開催される「フィンランド陶芸展 芸術家たちの「ユートピア」では、
フィンランド・デザインのゴールデン・エイジと呼ばれる1950年代から1960年代の陶芸作品を中心に紹介します。
シンプルでありながらも暖かみのあるフィンランドの陶磁器は、フィンランド国内のみならず世界各地で時代や世代を超
えて愛され続けています。日本にも多くの愛好家が存在しますが、これまで日本において紹介されてきたフィンランド陶
芸はプロダクト・デザインが中心であり、その全容はあまり明らかにされてきませんでした。
本展では、これまで体系的に紹介されることがなかったファイン・アートとしてのフィンランド陶芸に焦点を当て、それら
が最も華やかに開花した時代の傑作を一同に展示し、様々な表現とその魅力の全てを紹介します。
本展は、フィンランド陶磁器やガラス作品の世界的コレクター、キュオスティ・カッコネン氏のコレクションを中心に構成
されています。(茨城県陶芸美術館HPより)
「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」展
◆会期:平成30年4月21日(土)〜7月1日(日)
◆会場:茨城県陶芸美術館 地階企画展示室
〒309-1611 茨城県笠間市笠間2345
TEL.0296-70-0011
◆開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
◆休館日:月曜日(ただし4月30日(月)は開館)
◆観覧料:同時開催のマリメッコ展と併せて観覧いただけます。
一般820(670)円/高大生620(510)円/小中生310(260)円
※( )内は、20名以上の団体料金。
※満70歳以上の方、障害者手帳、療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。
※以降、東京、岐阜、山口、大阪へ巡回予定
茨城県陶芸美術館HP
【展覧会公式図録】
ハッリ・カルハ 監修/山口敦子 企画・構成
定価 2,484円(本体価格2,300円)
既成概念にとらわれない豊かな表現で人々を魅了し、世界的な潮流を
生み出したフィンランド陶芸。黎明期から最盛期ともいえる1950~60年
代まで、その全貌を137点の名作とともに体系的に紹介する。
国書刊行会 図書カードプレゼントフェア開催中
ただいま、国書刊行会では店舗限定の図書カードプレゼントフェアを開催しております。
◆開催店舗:紀伊國屋書店プライムツリー赤池店
◆期間:4月21日(土)~5月31日(木)
◆応募方法:書籍に巻いてあるフェア専用帯についている応募券を、
フェア棚に設置している応募はがきに添付して小社までお送り下さい。
図書カードをプレゼントいたします。応募券は3種類ございます。
◆応募締切:2018年7月末日消印有効
開催店舗のお近くにお出での際は、是非お立ち寄りください。
皆さまのご応募、お待ちいたしております!
『祝祭の日々』が読売新聞、産経新聞各紙で紹介されました。
『祝祭の日々』が読売新聞、産経新聞各紙で紹介されました。
・読売新聞4/22付
評者は仏文学者、放送大客員教授の宮下志朗氏。
「めっぽうおもしろく、文学やジャズへの思い入れも伝わる」
「『ロング・グッドバイ』の最後で、「ハリウッド万歳」という曲をアイロニカルに引用し、監督ロバート・アルト
マンは、ハリウッドという夢への「長いお別れ」を示したという個所に感動」
・産経新聞4/22付
評者は編集者・ライターの月永理絵氏。
「映画への深い耽溺ぶりと知識量に圧倒」
「当時の映画批評界のリアルな描写は、1980年代以降の映画ジャーナリズムの歴史としても勉強になる」
「著者が武田百合子のエッセーを称した「〈映画〉と〈生活〉がそのまま地続きであるような(中略)
素晴らしい連載エッセイ」という言葉を、 そのまま本書にも贈りたい」
産経ニュース
高崎俊夫 著
定価 2,808円(本体価格2,600円)
映画から文学へ、文学からジャズへ、そして映画へ――
マニアック&ファナティックな文芸書・映画本を多数手
掛ける名編集者による人気連載コラムがついに単行本化。
『ハリー・ニルソンの肖像』が本の雑誌5月号で紹介されました。
本の雑誌5月号で『ハリー・ニルソンの肖像』が紹介されました。
評者は小説家、翻訳家、評論家の鏡明氏。
「とても丁寧な造り」
「ニルソンの様々な変化とそのときの心理的な葛藤が、この本には書かれている」
「なぜか懐かしさにあふれた音楽だった。ジャック・フィニーの過去に戻るノスタルジックな作品が好きだったから、
わたしはすぐにそれに似た感じを与えてくれたニルソンのファンになった」
アリン・シップトン/奥田祐士 訳
定価 4,968円(本体価格4,600円)
大ヒット曲〈うわさの男〉〈ウィザウト・ユー〉で知られるアメリカのシンガー・
ソングライター、ハリー・ニルソンの初にして決定版伝記がついに登場! その
デビュー作をビートルズの面々が絶賛した変幻自在の声をもつ不世出のアーティ
ストの波瀾にみちた生涯を、ジョン・レノン、リンゴ・スターらとの神話的交遊
やレコード制作秘話など豊富なエピソードとともに描く。
『祈り』が宗教情報センターHPで紹介されました。
宗教情報センターHPで〈宗教学名著選 4〉『祈り』が紹介されました。
監修の深澤英隆さん、訳者の宮嶋俊一さん、丸山空大さんの鼎談という形で、
本書の魅力や特色を語ってくださっています。
宗教情報センター
フリードリヒ・ハイラー 著
深澤英隆 監修/丸山空大・宮嶋俊一 訳
定価 7,020円(本体価格6,500円)
本書は祈りの宗教学的研究の古典として名高い文献であり、祈りに関する研究で
本書に言及していないものは皆無と言っても過言ではない。このたびの邦訳により、
名著の全体像がついに明らかになる。
『近代日本彫刻史』が朝日新聞4/17付で紹介されました。
朝日新聞西部版4/17付で『近代日本彫刻史』が紹介されました。
著者田中修二氏のコメントとあわせて掲載されています。
「本格的な研究書だが、作品図版やコラムを織り交ぜ、工芸的な造形などを含めた彫刻という表現
「本格的な研究書だが、作品図版やコラムを織り交ぜ、工芸的な造形などを含めた彫刻という表現
世界の歴史をわかりやすく伝えている」
「新たな素材の誕生や、近代と現代の彫刻をつなげて見ることで、日本彫刻史の枠組みを問い直す
「新たな素材の誕生や、近代と現代の彫刻をつなげて見ることで、日本彫刻史の枠組みを問い直す
ことを試みた」
「日本の彫刻と社会の動向を一覧できる年表もあり、資料的な価値も高い」
「日本の彫刻と社会の動向を一覧できる年表もあり、資料的な価値も高い」
『近代日本彫刻史』
田中修二 著
定価 15,120円(本体価格14,000円)
工芸的な造形なども含め彫刻という領域を広く考察し、江戸時代から
明治期、および昭和戦前・戦中期から戦後期まで、大きな時代の変化
を連続的にとらえる新たな近代彫刻史。口絵32点、図版多数。
『「昭和」の子役』関連イベント 映画「砂の器」シネマ・コンサート再び
巨大スクリーンでの映画全編上映 × 組曲「宿命」を含むフルオーケストラによる全曲生演奏!
松本清張原作、日本映画史に燦然と輝く大作『砂の器』のシネマ・コンサートの再演が決定!
"シネマ・オーケストラ・コンサート"とは、オリジナル映画のセリフや効果音はそのままに、音楽部分のみを
フルオーケストラが生演奏をする最新のライブ・エンタテインメント。原作者松本清張をして「原作を超えた」
と言わしめた日本映画界に燦然と輝く傑作「砂の器」。昨年8月に開催された初演では、世代を超えた満場
の観客が感動の渦に包まれ、特にラスト40分のコンサートシーンでは映画と現実の会場がリンクする臨場
感に、多くの観客がシネマコンサートの醍醐味を体感したに違いない。映画の枠を飛び越えた今話題の
"シネマ・コンサート"スタイルでお届けする奇跡の感動体験!是非この機会をお見逃しなく!
【東京公演】
◆日時:2018年4月22日(日)開場16:00 / 開演 17:00 ※終了予定:20:00
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura3F
TEL.03-3477-9111(代表)
◆チケット料金:9,800円 ※全席指定・税込、未就学児入場不可
【大阪公演】
◆日時:2018年4月28日(土)開場16:00 / 開演 17:00 ※終了予定:20:00
◆会場:国際障害者交流センター ビッグ・アイ 多目的ホール
〒590-0115 大阪府堺市南区茶山台1-8-1
TEL.072-290-0900
◆チケット料金:7,500円 ※全席指定・税込、未就学児入場不可
映画「砂の器」シネマ・コンサート 特設頁
***こちらの関連記事もあわせてどうぞ***
「砂の器シネマ・コンサート開催記念 特別インタビュー〈春田 和秀×樋口 尚文〉
伝説の名子役・春田和秀(少年・本浦秀夫役)がはじめて語る『砂の器』の現場」
樋口尚文 編著
定価 3,024円(本体価格2,800円)
60~70年代に映画やテレビで活躍した伝説の「子役」たちから見る昭和
エンタテインメントの世界。初インタビューや資料を満載、初めて明か
される秘話や事実を掘り起こした、もうひとつの日本映画史。
『縄文人に相談だ』が産経新聞4/15付で紹介されました。
産経新聞4/15付で『縄文人に相談だ』が紹介されました。
「通常の「悩み相談」にはないダイナミズムあふれるQ&A」
「実際の研究結果や土偶など遺物のマメ知識にもふれられ、縄文が身近になる」
「実際の研究結果や土偶など遺物のマメ知識にもふれられ、縄文が身近になる」
『縄文人に相談だ』
望月昭秀 著
定価 1,620円(本体価格1,500円)
お金が貯まらない、恋人ができない、部下がついてこない、
将来が不安――。あれやこれやと悩みのつきない現代人。
でも悩みなんて、全部まとめて貝塚にポイ!
望月昭秀 著
定価 1,620円(本体価格1,500円)
お金が貯まらない、恋人ができない、部下がついてこない、
将来が不安――。あれやこれやと悩みのつきない現代人。
でも悩みなんて、全部まとめて貝塚にポイ!
『縄文人に相談だ』が山形新聞4/1付で紹介されました。
山形新聞4/1付で『縄文人に相談だ』が紹介されました。
「フリーペーパー「縄文ZINE」の編集長が、企画から執筆、イラスト、撮影までを担当。 縄文人に成り切って
現代人の悩みに答える」
「(想像上の縄文的価値観による「縄(冗談)」を交えた回答が何とも楽しい」
望月昭秀 著
定価 1,620円(本体価格1,500円)
お金が貯まらない、恋人ができない、部下がついてこない、
将来が不安――。あれやこれやと悩みのつきない現代人。
でも悩みなんて、全部まとめて貝塚にポイ!
「シェイクスピア・カンパニー」東京公演のお知らせ
『ハムレット、東北に立つ』の著者、下館和巳氏が主宰する、「シェイクスピア・カンパニー」。
東北弁でシェイクスピアを演じる同劇団の、第十三回公演『アイヌ 旺征露(オセロ)』東京公演が行われます。
日時:2018年 ①6月9日(土)16:30 ②6月10日(日)13:00(各30分前開場)
会場:国際基督教大学ディッフェンドルファー記念館
東棟オーディトリアム(全席自由)
詳しくは劇団HPをご覧ください。
下館和巳
定価 1,782円(本体価格1,650円)
シェイクスピア劇を東北弁で演じる劇団「シェイクスピア・カンパニー」。
日本各地での公演、イギリスへの挑戦、東日本大震災の被災地をめぐる旅。
言葉の力を信じて、日本を、そして世界を駆け抜ける劇団の今までとこれから。
『日本禅宗における追善供養の展開』が文化時報4/7付で紹介されました。
文化時報4/7付で『日本禅宗における追善供養の展開』が紹介されました。
「民衆教化の様態を示す重要な史料」
「状況に即して行法を再構築しながら法灯を発展させようとする禅宗寺院のたくましい姿が見える」
徳野崇行 著
定価 12,960円(本体価格12,000円)
死者供養という観点から、清規を基礎史料として日本禅宗における
供養儀礼や実践の諸相を通史的に取り上げ、追善供養という仏教的
な営みを通じて日本における弔いの歴史を再検討する。
『縄文人に相談だ』がMORE5月号で紹介されました。
MORE5月号で『縄文人に相談だ』が紹介されました。
「何しろ相手は縄文人。数千年の時を飛び越えて、現代人の現代的な悩みにそっと優しく寄り添って......
くれるわけではない。だけどそのお答えは「お金ってなんですか?」、「インスタ映えする写真が撮りたい
なら、ぜひ縄文時代に」、「バレない不倫は
ありません」などと爽快にして明快」
「視点を変えること、悩んでもしかたないなら投げ捨てること――縄文イズムに彩られた軽やかなスタンス、
伝染します」
「つい縛られてしまいがちな常識の縄を解いてくれる、軽やかな言葉の数々。気づけば笑っているはず」
DAILY MORE
望月昭秀 著
定価 1,620円(本体価格1,500円)
お金が貯まらない、恋人ができない、部下がついてこない、
将来が不安――。あれやこれやと悩みのつきない現代人。
でも悩みなんて、全部まとめて貝塚にポイ!
『祝祭の日々』が月刊Hanada5月号で紹介されました。
月刊Hanada5月号で『祝祭の日々』が紹介されました。
評者は評論家の坪内祐三氏。
「とても中身のつまった贅沢な本」
「今の雑誌ジャーナリズムではこのようにテーマが一つに絞られるのことのない連載は成立しない。(中略)
その意味でも本当に貴重な一冊」
高崎俊夫 著
定価 2,808円(本体価格2,600円)
映画から文学へ、文学からジャズへ、そして映画へ――
マニアック&ファナティックな文芸書・映画本を多数手
掛ける名編集者による人気連載コラムがついに単行本化。
2018/04/05
『近代中国人名辞典 修訂版』についてのお詫びと訂正
平素は小社出版物につきまして、格段のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
小社発行の『近代中国人名辞典 修訂版』につきまして記載内容の不備が存在することが判明いたしました。
つきましては、不備を修正しました該当ページを下記に掲載いたします。
プリントアウトして書籍にはさみ込めるようになっております。
ご利用いただければ幸いです。
関係各位にお詫び申し上げますとともに、
今後は管理体制を一層強化し、再発防止に努めてまいります。
株式会社国書刊行会
『H・P・ラヴクラフト』が各紙誌で紹介されました。
・図書新聞4/7付
評者は文芸評論家、ゲームデザイナーの岡和田晃氏。
「HPLの生涯と作品に対し、いくつもの直感的ながら本質を抉り出す断言がなされている」
「本書が面白いのは、HPLの人間嫌悪を正面から突き詰めることで、"サブカル"的なHPL需要はむろんのこと、
綿密なテクスト研究でさえ眼を背けがちなHPLの人種的憎悪をも、正面から引き受けていることだ」
「印象批評を裏返しにし、多様な論点との接続可能を示したこと。それが本書の醍醐味ではなかろうか」
・ふらんす 4月号
評者はフランス文学者の大野英士氏。
「ラヴクラフトの技術的精錬、その「神秘的ドラマトゥルギー」によって彼の「宇宙的恐怖」がどのように生成するか
という緻密な分析」
「抑制とは真逆の「仰々しい誇張」に満ちた嘆かわしい文体。しかし、こうした「過激さ」こそ、「本物」の愛好者を
熱狂させてきたものなのだ」
「練達の訳者によって、あたかも、原文が日本語で書かれたかのような錯覚を覚えるほど、読書の快感にたゆた
う幸福を与えられた」
webふらんす
ミシェル・ウエルベック 著
スティーヴン・キング 序文/星埜守之 訳
定価 2,052円(本体価格1,900円)
『服従』『素粒子』のウエルベックの衝撃のデビュー作、ついに邦訳!
ラヴクラフトの生涯と作品を、熱烈な偏愛を込めて語り尽くす!
スティーヴン・キングによる序文「ラヴクラフトの枕」も収録。