北海道新聞11/5付で『縄文人はなぜ死者を穴に埋めたのか』が紹介されました。
評者は早稲田大学教授の谷川章雄氏。
「本書を貫いている1本の筋は、考古学が宗教や世界観、死生観をいかにしてとらえ得る
のかという極めて重要な問題である」
「近年の日本考古学における縄文時代精神文化に関する研究の方法論の多様化を示す」
「考古学が抱える本質的な問題に真正面から取り組んだ好著」
北海道新聞 電子版
大島直行 著
定価 2,376円(本体価格2,200円)
あまたの文献を渉猟・博捜して、縄文人の死や生に対する考え方、墓をつくっ
て死者を葬ろうとした彼らの心、《再生シンボリズム》とその中核をなす《子宮》
の意味に迫る、縄文解釈のドキュメンタリー。