仏教タイムス9/28付で『敦煌写本『大乗起信論疏』の研究』が紹介されました。
「失われた眞諦撰『九識章』の内容を一部伝える貴重な資料」
「杏雨書屋本の原文と訳文だけでなく、比較対象である曇延疏の原文、『起信論』の原文も
提示しているので厳密な読みに益する」
「杏雨書屋本研究の基礎資料であり、『起信論』そのものの研究にも重要な役割を果たすだろう」
金剛大学仏教文化研究所 編
定価 9,504円(本体価格8,800円)
新資料敦煌写本羽333V、大乗起信論疏の全文を解読して
テクストと訳注とを作成し、5編の解題論文によって思想
史的位置づけを解明した訳注研究。曇延疏に先行し、三
大疏である法蔵疏に影響を与えた新資料の全貌が明らかに。