日本山岳会会報「山」868号で『最後のヴァイキング』が紹介されました。
評者は登山家の絹川祥夫氏。
「期待に違わぬ良書」
「注目すべきは、当時の「ニューヨークタイムズ」の記事から南極後の彼のアメリカでの生活を
生き生きと描いたこと」
「文体は説得的で、厖大な事実の積み重ねから英国の批判の不当性を論証してみせ、従来の
アムンセン像を一新する」
スティーブン・R・バウン/小林政子 訳
定価 3,780円(本体価格3,500円)
人類初、南極点へ到達した男。20世紀初頭、不可能と思える行動力と強靱
な精神力で、最後の秘境に挑み続けた探検家がいた。そして借金、悲恋、
失踪......。これほど比類なき、力強い人間が存在したことを読者は知る!