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『寺山修司論』が東京大学新聞8/29号で紹介されました。

更新日:2017/09/07

また、同内容が東大生協発行冊子「ほん」399・400記念合併号にも掲載されています。

評者は東京大学大学院生、歌人の早瀬麻梨氏。
「著者の丹念な調査によって、そうした作品が後の寺山の代表作へと繋がって
 ゆく過程が明らかにされる様は実に興味深い」
「著者は時に自身の記憶を参照しつつ在りし日の寺山の公演を丁寧に再現し、
 論じてゆく。その手際には、こうして伝えてくれる人の存在をありがたく感
 じると共に、寺山の死後に生まれた者としての嫉妬と羨望を禁じざるをえない」
「本書の自眉は実は、補遺にあるのではないか。様々な時期に多様な媒体に
 発表された文章が集められていることは、本書の論旨の核を成す、バロック、
 コラージュ、異なるものの組み合わせ、を体現しているようにも見える」


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守安敏久 著 
定価 5,832円(本体価格5,400円)
ラジオ、テレビ、映画、演劇――自在にメディアを横断する寺山
修司作品のうちに、誇張・過剰・不規則の「バロック常数」を見
出しながら、作品創造の秘儀を解読する画期的集大成! 著者に
よる寺山へのインタビューも収録。図版多数。 


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