SFマガジン10月号で『主の変容病院・挑発』が紹介されました。
評者は書評家の冬木糸一氏。
「リアリズムに徹したスタイルは初期作品ならではだが、レムが人間精神を追求する
描写は(中略)宇宙のように広く底が見えない」
「レムの知られざる側面を照らし出した1冊」
スタニスワフ・レム/関口時正 訳
定価 3,024円(本体価格2,800円)
レムはここから始まった――ナチスによって占領された病院を舞台に、
苦闘する青年医師の姿を描いた処女長篇と、レムの面目躍如ともいう
べき架空の歴史書の書評とでおくる、レムの出発点と到達点。