本の雑誌9月号で『最後のヴァイキング』が複数記事で紹介されました。
〈サバイバルな書物〉での評者は登山家・作家の服部文祥氏。
「アムンセンの資料だけではなく、一隊員の日記や当時の新聞などを丹念に追って、
アムンセンの人柄や色恋沙汰にまで迫っている」
「極地探検隊最盛期の雰囲気が生き生きと伝わってくる」
「入門者にも事情通にも楽しめる力作」
〈新刊めったくたガイド〉での評者は作家の北上次郎氏。
「波乱に富んだ半生を活写」
「個人的には、3人の妻との恋のドラマをもっと読みたかった」
スティーブン・R・バウン/小林政子 訳
定価 3,780円(本体価格3,500円)
人類初、南極点へ到達した男。20世紀初頭、不可能と思える行動力と
強靱な精神力で、最後の秘境に挑み続けた探検家がいた。そして借金、
悲恋、失踪......。これほど比類なき、力強い人間が存在したことを読者は知る!