〈読んでいいとも!ガイブンの輪〉第50回記念特別編〈われはいかにしてガイブン者と成り果てたか〉
豊崎由美×藤原義也(藤原編集室)×西崎憲
「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称〈よんとも〉は書評家の豊崎由美さんが「笑っていいとも」の
「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について
語り合う流浪番組、ではなくトークショーです。とびきりのガイブン"目利キスト"である豊崎さんと
ゲストが、「これはおもしろい!」「いまが旬!」「読んで損しない!」という一冊をおススメし、魅惑
の翻訳小説ワールドへとみなさんをご案内いたします。
2009年2月に始まった〈よんとも〉も今年で8年目、ついに50回を迎えました! そこで記念すべき第
50回は外国文学のディープな世界を徹底的に語ろう、ということでテーマは〈われはいかにしてガイブ
ン者と成り果てたか〉、海外ミステリや幻想文学の名作刊行・復刊を手掛け、ここ数年のガイブン界の
〈黒幕〉とも称される藤原編集室の藤原義也さんと、藤原さんとのタッグで多数の海外文学を翻訳、日
本翻訳大賞の審査員も務める翻訳家・作家の西崎憲さんをゲストにお招きして開催いたします。ちな
みに、藤原編集室も創設から今年で20年。〈よんとも〉50回と共にお祝いしましょう!
◆会場:丸善ジュンク堂書店渋谷店 喫茶コーナー
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 東急百貨店本店7階
◆日時:2017年7月9日(日)
15:00〜17:00(14:30開場)
◆入場料:1000円(1ドリンク付き)
※7Fカウンター、TEL(03-5456-2111)にてご予約ください。
※当日、会場にてお支払いください。
◆定員:40名
お問合わせ先:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 電話:03-5456-2111
【イベント告知ページ】
【出演者略歴】
豊崎由美(とよざき・ゆみ)
ライター、書評家。「GINZA」「TVBros.」「共同通信」などで書評を多数掲載。主な著書に『勝てる読書』
(河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)、
『文学賞メッタ斬り!』シリーズ&『村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!』(大森望氏との共著)、
『石原慎太郎を読んでみた』(栗原裕一郎氏との共著、原書房)、『まるでダメ男じゃん!「トホホ男子」
で読む、百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)などがある。Twitterアカウントは@toyozakishatyou
藤原義也(ふじわら・よしや)
1961年神奈川県生まれ。編集者。国書刊行会で〈世界探偵小説全集〉〈魔法の本棚〉〈怪奇小説の世紀〉
等を企画編集。1997年独立して「藤原編集室」を開室。〈翔泳社ミステリー〉〈晶文社ミステリ〉〈KAWADE
MYSTERY〉〈白水Uブックス/海外小説 永遠の本棚〉等、ミステリを中心に海外文学・人文書企画を手掛ける。
西崎憲(にしざき・けん)
翻訳家、アンソロジスト、作家。訳書に『郵便局と蛇』コッパード、『ヴァージニア・ウルフ短篇集』『ヘミング
ウェイ短篇集』『エドガー・アラン・ポー短篇集』(ちくま文庫)、『第二の銃声』バークリー(創元推理文庫)
など。共訳書に『ピース』ウルフ(国書刊行会)など、編訳書に〈ドイル傑作集全五巻〉(創元推理文庫)など。
アンソロジーに『短篇小説日和』『怪奇小説日和』(ちくま文庫)など。著書に『世界の果ての庭』(第十四回
ファンタジーノベル大賞受賞作、創元推理文庫)、『蕃東国年代記』(新潮社)、『ゆみに町ガイドブック』(河
出書房新社)、『飛行士と東京の雨の森』(筑摩書房)。ほかに音楽レーベル〈dog and me records〉主宰。