産経新聞3/15付で『完本 万川集海』紹介されました。
「具体的な特殊任務の遂行方法や忍器の解説よりも先に、第2、3巻と大きな割合をさいて
説かれているのが「正心」、つまり正しい心を持った忍者として活動することの大切さだ。
(中略)また、江戸時代の忍者にとって大切な技術であるはずの「火器」の解説は、万川
集海では21巻と22巻、つまり序列の最後に収められており、しかも火術は忍術の本源
ではない-としているところが興味深い。」
「万川集海に記された特殊な道具やさまざまな忍術は、現代の研究者だけでなく、忍者に
関心のある人にとってもまさに「宝の箱」で、詳しく知れば新しい発見も。」
産経WEST
中島篤巳 訳註
定価 6,912円(本体価格6,400円)
伊賀・甲賀四十九流につたわる忍術を集大成した秘伝書。知謀計略から
天文、薬方、忍器まで、忍びの業の全てを明らかにする。初の全文現代
語訳、詳細な注のついた読み下し文に加え、資料として原本の復刻を付す。