GINZA2月号で『鳥の巣』が紹介されました。
評者は書評家の豊崎由美氏。
「解離性同一性障害と呼ばれる多重人格障害もの」
「『24人のビリー・ミリガン』が世界的ベストセラーになる27年も前で、いわば、このジャンルの
先駆的小説。しかも、取り上げたのが早かっただけではなく、描き方がまた、今なお新しい
といっても過言ではない」
「基本、不謹慎なくらいユーモラス」
シャーリイ・ジャクスン/北川依子 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
私のなかで、4人の私のバトルが始まる―― 人間心理の奥底にある不安感
と恐怖と狂気を巧みにえぐり出す 『丘の屋敷』『ずっとお城で暮らしてる』の
〈孤高の異色作家〉による、古典にして究極の多重人格小説がついに登場!