ダ・ヴィンチ1月号で『狂気の巡礼』『リリアン卿』『HERE』が紹介されました。
『狂気の巡礼』
評者はフリーライターの石井千湖氏。
「想像が現実を越える瞬間」
「人間の想像力はなんて危険なんだろうと思う。言葉だけで実在するもよりも
存在感のあるものを生みだせるのだから」
『リリアン卿』
「20世紀初頭のパリにスキャンダルを巻き起こした作家、フェルサン」
「彼が実体験をもとに描いた本書は、孤独な青年貴族の伝記という体裁を
とりながら、鮮烈な美と快楽の世界を描きだす」
ジャック・ダデルスワル=フェルサン/野露井 訳
定価 3,888円(本体価格3,600円)
美しく奔逸な青年貴族リリアンの放蕩の生を、オスカー・ワイルド事件や作家自身
が実際に惹起した少年愛スキャンダル「黒ミサ事件」を元に描いた衝撃の問題作!
『HERE』
評者はダ・ヴィンチ編集長の関口靖彦氏。
「帯に「新しい文学」とあって手に取った。中身はフルカラーの絵だが、
普通のマンガとも違う。興味をそそられた」
「こんな本は初めて」
リチャード・マグワイア/大久保譲 訳
定価 4,320円(本体価格4,000円)
まったく新しい文学、究極のグラフィック・ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる
哲学の書がついに登場!