2016年12月
2016年12月情報一覧です。
『HERE』が朝日新聞12/25付で紹介されました。
朝日新聞12/25付で『HERE』が紹介されました。
評者は円城塔氏。
「作家が工夫するのは、いかにそうした、意識できない、記憶しにくい部分に
なにを仕掛けて、どんな効果を引き起こせるかである」
「本の読み方自体を揺らがせる」
『煙が目にしみる』が読売新聞12/25付で紹介されました。
読売新聞12/25付で『煙が目にしみる』が紹介されました。
評者は作家の青山七恵氏。
「元火葬技師の著者が綴る現代の葬儀事情と舞台裏」
「「あなたと、いつかかならず訪れる死との関係は、あなただけのものだ」。
この言葉がわすれがたい」
ケイトリン・ドーティ/池田真紀子 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
20代の女性火葬技師が本音で真摯に〈愛と死〉を哲学する、
ニューヨークタイムズベストセラー待望の邦訳。からっと明るく
チャーミングで熱い、笑いと涙の葬儀屋奮闘記。
『定本 夢野久作全集』が読売新聞12/22付で紹介されました。
読売新聞12/22付で『定本 夢野久作全集』が紹介されました。
「幻想・怪奇文学の巨星は、現代の読者をもひきつけてやまない」
「内容を大幅に充実させた。(中略)詳細な解題も加え、改稿の経緯などもたどれるように
なっており、新聞記者としても活躍し、能などの芸能にも深かった作家の多面的な魅力
が味わえる」
「探偵小説というジャンルにおさまりきらない懐の深さ、底知れない魅力が、歿後80年
たった今も新たな読者を生み続けている」
夢野久作/西原和海・川崎賢子・沢田安史・谷口基 編
定価 10,260円(本体価格9,500円)
歿後80年記念出版。多彩な活動の全貌を集大成し、新たに大量の
新資料を収載した決定版全集。第1巻は初期作品ほか1917年から
1931年までの小説を収録。
『神吉拓郎傑作選』刊行記念トークイベント 大竹聡×荻原魚雷「神吉拓郎を語ろう!」開催
『神吉拓郎傑作選』刊行記念トークイベント 大竹聡×荻原魚雷「神吉拓郎を語ろう!」開催
短編小説の名手と謳われ、都会に暮らす人々の日常にかいま見える暗い人生の哀歓
と心理の機微を洗練の筆致で描き出してきた神吉拓郎は、短編小説の名手と謳われ
ると同時に、洒脱なライフスタイルエッセイの書き手としても知られていました。
その作品は高い評価をうけていたにもかかわらず、長い間、品切れ、絶版状態にあり、
手に取ることが難しかったのですが、2016年光文社文庫で『洋食セーヌ軒』が復刊され
たのに続き、当代きっての居酒屋・食エッセイの書き手として呼び声も高い大竹聡さん
が編者となり、初となる傑作選(『神吉拓郎傑作選』全2巻)が国書刊行会から刊行され
るなど、近年再評価の機運が高まっております。
今回は傑作選の編者である大竹聡さんと、長年、神吉拓郎を愛読してきた文筆家の
荻原魚雷さんに、その作品世界の魅力について存分に語りあっていただきます。
◆出演:大竹聡、荻原魚雷
◆日時:2017年1月14日(土)
17:00~18:30 (16:30開場)
※終演後、会場にて懇親会を予定しております。
◆会場:古本バル 月よみ堂
東京都杉並区西荻南2-6-4-103
TEL 03-6454-2037
◆入場料:1500円(ワンドリンク付き)
2杯目以降はキャッシュオン形式でご利用いただけます。
◆定員:20席
◆予約方法:メールでのご予約をお願いいたします。
件名に「神吉拓郎トークイベント申込み」、本文に「お名前」「人数」
「電話番号」をお書きいただきtsukiyomidou@gmail.comまでお送りください。
【出演者プロフィール】
大竹聡 (オオタケサトシ)
1963年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、出版社、広告代理店、編集
プロダクションなどを経てフリーライターに。2002年、ミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊。
初代編集長に就任。主な著書に『レモンサワー』(双葉文庫)、『ギャンブル酒放浪記』
(本の雑誌社)、『ひとりフラぶら散歩酒』(光文社新書)、『五〇年酒場へ行こう』(新潮
社)、『多摩川飲み下り』(ちくま文庫)ほか多数。編書に『神吉拓郎傑作選』(全2巻、
国書刊行会)
荻原魚雷(オギハラギョライ)
1969年三重県生まれ。明治大学文学部中退。在学中から書評やエッセイの執筆を
はじめ、フリーター兼フリーライターを経て今に至る。著書に『古本暮らし』『閑な読書人』
(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)
など。編著に『吉行淳之介エッセイ・コレクション』(全4巻、ちくま文庫)。
定価 2,160円(本体価格2,000円)
移りゆく月日、帰らない人、忘れられない味──。
日常にかいま見える人生の哀歓と機微を透徹した筆致で
描きだす大人のための小説。短編小説の名手と謳われた、
直木賞作家・神吉拓郎の作品を精選した初の傑作選。
定価 2,160円(本体価格2,000円)
珈琲の入れ方、本当のお洒落、大好きな鞄について──。
些事を好み、穏やかに流れる日々の暮らしを柔らかく軽妙な
筆致で描きだす。短編小説の名手と謳われた、直木賞作家・
神吉拓郎のエッセイを精選した初の傑作選。
『アルファ』がガイマン賞2016で特別賞を受賞いたしました。
『アルファ』がガイマン賞2016で小野耕世特別賞を受賞いたしました。
映画評論家、漫画評論家、翻訳家の小野耕世氏が、
その年のノミネート作品のなかから選定した作品に授与されます。
※「ガイマン(GAIMAN)」とは、アメコミ(アメリカ合衆国)やバンド・デシネ(フランス語圏)、マンファ(韓国)など、
日本以外の地域で制作された海外のマンガ全般を指す造語です。
「ガイマン賞」は、そんな日本ではまだまだ注目される事の少ない、ガイマンの魅力をより多くの方に
知って頂く事を目指し設立されました。
京都国際マンガミュージアム、米沢嘉博記念図書館、北九州市漫画ミュージアムの3館の共同主催で
行われています。
ガイマン賞2016 結果発表PDF
ガイマン賞 公式HP
イェンス・ハルダー/菅谷暁 訳
定価 3,996円(本体価格3,700円)
世界6カ国で出版!! 万物創世、宇宙
と地球と生命の歴史を壮大なスケールで
描く驚くべき大絵巻。ビッグバンから人類
誕生までの140億年を2000枚におよぶ画
で描いた驚愕の書物。
『ウィスキー&ジョーキンズ』が「本の雑誌 2016年度 ベスト10」で5位にランクイン!
「本の雑誌が選ぶノンジャンルのベスト10」で『ウィスキー&ジョーキンズ』が5位にランクインいたしました。
本の雑誌社員の方々の本気の座談会によって選考されました。
「造本の素晴らしいやつ」
「世界中を旅したジョーキンズさんという人がロンドンの会員制クラブで、
ウィスキーを一杯飲むたび自分のした冒険話をする。だいたい法螺話」
「とぼけた感じで楽しい」
ロード・ダンセイニ/中野善夫 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
ダンセイニの人気シリーズ、待望の邦訳。初老の紳士ジョーキンズ
がウィスキーを片手に、実話と称して語り出す若かりし日の思い出。
どこから読んでも楽しい短篇23作品。
また『宇宙探偵マグナス・リドルフ』が「本の雑誌 2016年度 SFベスト10」で第10位にランクイン!
選考は作家・評論家の鏡明氏。
「やっぱり、ヴァンスでしょう。ミステリ仕立てではあるけれども、SFだしね」
「何よりもジャック・ヴァンスの性格の悪さが、いや、本人ではないよ、作品のことですが、よく出ている」
ジャック・ヴァンス/浅倉久志・酒井昭伸 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
ある時は沈毅なる老哲学者、ある時は知謀に長けた数学者、しかしてその実体
は宙を駆けるトラブルシューター、その名もマグナス・リドルフ! 名匠ヴァンス
による愉快痛快・抱腹絶倒の傑作宇宙ミステリシリーズがついに登場!
さらに「2016年度のベスト3」の中で翻訳家の山崎まどかさんが『人形つくり』をあげてくださっています。
「暗黒少女マンガ的なゴシック小説!」
「楽しみにしていたドーキー・アーカイヴシリーズの第一弾。(中略)
実は乙女的な作品もラインナップには多いのでは」
サーバン/館野浩美 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
新海外文学シリーズ〈ドーキー・アーカイヴ〉第1弾! 独特のエロティシズムと
精緻な文章で綴られた、徹底した被支配関係から生じる恍惚と恐怖......謎の
英国作家サーバンによる戦慄の幻想譚を2篇収録。本邦初訳。
冬季休暇期間中の業務休業のお知らせ
平素は格別のご愛顧をたまわり、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、12月29日(木)から1月4日(水)までの期間中、
冬季休暇期間として業務をお休みさせて頂きます。
※弊社は、土日と祝日は休業日となっていますが、
それに合わせ、上記期間が業務休業期間となります。
休業期間中に頂いたオンラインブックショップでのご注文やお問い合わせの
返答につきましては、1月5日(木)より、順次対応させていただきます。
冬季休暇期間中、お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご容赦の程お願い申し上げます。
『鳥の巣』が山陰中央新報12/18付で紹介されました。
山陰中央新報12/18付で『鳥の巣』が紹介されました。
評者は山陰中央新報文化生活部の清水由紀子氏。
「「多重人格」を扱った小説の先駆けだ。(中略)三つの別人格はやがて自己主張し始め、
主人格の座をめぐり「消すか、消されるか」の争いが始まる」
「毒のあるユーモアにニヤリとし、自分の底が抜けたような、そこをスーッと風が通るような、
得体の知れない不安感を覚えた」
「ラストはもっと不穏で後味悪く、やはり人の心は計り知れないと思わされる」
シャーリイ・ジャクスン/北川依子 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
私のなかで、4人の私のバトルが始まる―― 人間心理の奥底にある不安感
と恐怖と狂気を巧みにえぐり出す 『丘の屋敷』『ずっとお城で暮らしてる』の
〈孤高の異色作家〉による、古典にして究極の多重人格小説がついに登場!
『シャーロック・ホームズ完全ナビ』が東京・中日新聞12/11付で紹介されました。
東京・中日新聞12/11付で『シャーロック・ホームズ完全ナビ』が紹介されました。
「世界的名探偵ホームズをめぐる詳細ガイド本」
「六十篇の物語(=事件)の解説をはじめ、ドイルの評伝、ミステリーの文学的系譜、
映像作品などをイラストや写真とともに紹介」
ダニエル・スミス/日暮雅通 訳
定価 3,996円(本体価格3,700円)
ホームズ物語60篇すべてのあらすじ、登場人物紹介、BBCドラマ「SHERLOCK」
をはじめとする映像の世界など、 シャーロック・ホームズのすべてをつめこんだ原作
ファンも、「SHERLOCK」ファンも楽しめるホームズ・ガイドの決定版
『宇宙探偵マグナス・リドルフ』が「このミステリーがすごい!2016」海外編で5位にランクイン!
宝島社発行の「このミステリーがすごい!2016」BEST10 海外編で
『宇宙探偵マグナス・リドルフ』が第5位にランクインしました。
「異文化の造詣とユーモアを生かし、多彩なジャンルの面白さを凝縮した好著」
(福井健太氏/ライター)
「スケールの大きい日常の謎的に読めて楽しかった」
(上條ひろみ氏/翻訳者)
「小悪党を相手に知略をつくして痛快に裏をかく老紳士の活躍を切れ味よく
書き出す連作短篇集」(白石朗/翻訳者)
「したたかなシルバー・パワー」(横井司/探偵小説研究会)
「「こんなに面白い本があったのか!」と声がでました」(akira/翻訳ミステリー・映画ライター)
また、訳者の酒井昭伸氏から預かった老マグナスのコメントをご紹介いたします。
〈ベスト10入り? ほほう、それはめでたい......と申しあげたきところなれど、いかなわたしとて、
そういつもいつも騙されてばかりではおりませんぞ。集計ミス? それとも何者かがわれわれ
を謀ろうとしているのか......? さまざまな可能性を勘案するに、迂闊に信じてはならぬ、とわた
しの灰色の脳細胞が告げています。しかしながら、あえてこの戯事に乗るもまた一興、ここは
騙されたふりをして、祝杯をあげるといたしましょう。まずはお礼のみにて。Magnus Ridolph 拝〉
ジャック・ヴァンス/浅倉久志・酒井昭伸 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
ある時は沈毅なる老哲学者、ある時は知謀に長けた数学者、しかして
その実体は宙を駆けるトラブルシューター、その名もマグナス・リドルフ!
名匠ヴァンスによる愉快痛快・抱腹絶倒の傑作宇宙ミステリシリーズついに登場!
さらに、25位には『虚構の男』もランクイン、
『狂気の巡礼』『人形つくり』も講評の中であげられています。
『虚構の男』
「ジャンルを横断するプロットは読者を選ぶが、ユニークな読書体験を得られることは間違いない」
(福井健太氏/ライター)
「まさに埋もれた傑作、怪作だと痛感」(若林踏/ライター)
「久々の邦訳が大当たりで実にうれしい」(日下三蔵/ミステリー愛好家)
『狂気の巡礼』
「大好きなグラビンスキが読めるのも夢のよう」
(小山正/ミステリー研究家)
「造本、内容ともに素晴らしい幻想小説集」
(日下三蔵/ミステリー愛好家)
『人形つくり』
「読む者を震撼させるようなヴィジョン」(ストラングル・成田氏/ミステリー愛好者)
L・P・デイヴィス/矢口誠 訳
定価 2,376円(本体価格2,200円)
唖然とする展開、開いた口がふさがらなくなるラスト......
早すぎたジャンルミックス作家L・P・デイヴィスによる
ストーリー紹介厳禁のサプライズ連打小説! 本邦初訳。
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,916円(本体価格2,700円)
日常に侵された脳髄を搔きくすぐる、名状しがたい幻視と惑乱。
冥境から降り来たる歪形の奇想。ありふれた想像を凌駕する超越的
感覚と神経症的筆致で描く14の短篇。類なき怪奇幻想小説、待望の邦訳。
サーバン/館野浩美 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
独特のエロティシズムと精緻な文章で綴られた、徹底した
被支配関係から生じる恍惚と恐怖......謎の英国作家サーバ
ンによる戦慄の幻想譚を2篇収録。本邦初訳。
『HERE』が読書人12/9付で紹介されました。
読書人12/9付で『HERE』が紹介されました。
「読者はページを行きつ戻りつしながら登場人物の物語を自らの手で紡ごうと試みる」
「読後には自分が今いるばしょの数年前、数百年前、あるいはそれ以前の「here」
への壮大な空想に思い巡らすことになる」
「実際にてにしなければこの不思議な一冊の魅力は味わえない」
リチャード・マグワイア/大久保譲 訳
定価 4,320円(本体価格4,000円)
ある部屋の一角の物語、そして地球の黎明期から遥かな未来まで、
この空間で起こる無数の出来事の物語――まったく新しい文学、究
極のグラフィック・ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる哲学の書が
ついに登場!
『狂気の巡礼』『リリアン卿』『HERE』がダ・ヴィンチ1月号で紹介されました。
ダ・ヴィンチ1月号で『狂気の巡礼』『リリアン卿』『HERE』が紹介されました。
『狂気の巡礼』
評者はフリーライターの石井千湖氏。
「想像が現実を越える瞬間」
「人間の想像力はなんて危険なんだろうと思う。言葉だけで実在するもよりも
存在感のあるものを生みだせるのだから」
『リリアン卿』
「20世紀初頭のパリにスキャンダルを巻き起こした作家、フェルサン」
「彼が実体験をもとに描いた本書は、孤独な青年貴族の伝記という体裁を
とりながら、鮮烈な美と快楽の世界を描きだす」
ジャック・ダデルスワル=フェルサン/野露井 訳
定価 3,888円(本体価格3,600円)
美しく奔逸な青年貴族リリアンの放蕩の生を、オスカー・ワイルド事件や作家自身
が実際に惹起した少年愛スキャンダル「黒ミサ事件」を元に描いた衝撃の問題作!
『HERE』
評者はダ・ヴィンチ編集長の関口靖彦氏。
「帯に「新しい文学」とあって手に取った。中身はフルカラーの絵だが、
普通のマンガとも違う。興味をそそられた」
「こんな本は初めて」
リチャード・マグワイア/大久保譲 訳
定価 4,320円(本体価格4,000円)
まったく新しい文学、究極のグラフィック・ノヴェル/アート・ブックにして深遠なる
哲学の書がついに登場!
Carlova360 NAGOYAで『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念フェア開催中!
Carlova360 NAGOYAでは、『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念
〈「読む」「編む」「売る」~空犬太郎がすすめる「本の本」~〉フェアを開催中。
読者・編集者・書店の立場でミステリの世界に関わってきた著者の戸川安宣さん。
編者の空犬さんが、書籍『ぼくのミステリ・クロニル』の章立て
「読む」「編む」「売る」に合わせて、「本の本」を選んでいます。
帯の熱い選書コメントまで、ぜひじっくりご覧ください。
◆期間:開催中~2017年1月下旬(予定)
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ東館4F
TEL 052-264-8526
☆『ぼくのミステリ・クロニクル』お買い上げの方には、空犬さん制作ペーパー
『戸川さんのこと~ぼくのミステリ・クロニクル副読本~』(空犬推理文庫)をプレゼント!
【フェア詳細ページ(ショップブログ)】
また、作中で言及される本を集めた、〈東京創元社おすすめ文庫〉フェアも同時開催中!
【フェア詳細ページ(ショップブログ)】
戸川安宣/空犬太郎 編
定価 2,916円(本体価格2,700円)
東京創元社で伝説の叢書「日本探偵小説全集」を企画する一方で、
編集者として数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を
牽引した稀代の名伯楽がその全てを語る。ミステリファン必携の一冊。
『アルファ』がダ・ヴィンチ1月号「BOOK OF THE YEAR2016」ランキングにランクイン!
ダ・ヴィンチ1月号「BOOK OF THE YEAR2016」趣味・実用書ランキングで
『アルファ』が7位にランクインいたしました。
「圧巻大絵巻」
「パロディが効くユニークさもいい」
「全宇宙へイメージが膨らむ。これはもう幻想文学だ」
イェンス・ハルダー/菅谷暁 訳
定価 3,996円(本体価格3,700円)
世界6カ国で出版!! 万物創世、宇宙と地球と生命の歴史を
壮大なスケールで描く驚くべき大絵巻。圧倒的なイマジネーショ
ンのもとに、ビッグバンから人類誕生までの140億年を2000枚に
およぶ画で描いた驚愕の書物。
「後藤明生コレクション」が東京新聞12/4付で紹介されました。
東京新聞12/4付で「後藤明生コレクション」が紹介されました。
「「笑い地獄」「夢かたり」などの作品で、人間の本性を独特な語りと諧謔精神で描いた」
「編年的に作品を並べ、既刊は①『前期Ⅰ』、来年1月に②『前期Ⅱ』を刊行予定」
後藤明生/いとうせいこう・奥泉光・島田雅彦・渡部直己 編集委員
定価 3,240円(本体価格3,000円)
雑誌業界に蠢く人間の錯綜する関係を描いた「関係」、笑い、笑われる
非情な関係の中で織りなされる悲喜劇の内に、自らの存在証明を見出
す人間を描いた「笑い地獄」他、初期秀作8篇。
を収録。月報=蓮實重彦・福永信・滝口悠生
『神吉拓郎傑作選①②』が東京人1月号で紹介されました。
東京人1月号で『神吉拓郎傑作選①②』が紹介されました。
「1は大人の日常、2は食と暮らしをテーマに集めている」
「残り香のような余韻と「軽さ」を楽しめる、珠玉の短編集」
神吉拓郎/大竹聡 編
各定価 2,160円(各本体価格2,000円)
移りゆく月日、帰らない人、忘れられない味──。日常にかいま見える人生の
哀歓と機微を透徹した筆致で描きだす、大人のための小説。短編小説の名手
と謳われた、直木賞作家・神吉拓郎の作品を精選した初の傑作選。
『宇宙探偵マグナス・リドルフ』が文春図書館「ミステリーベスト10 2016」海外部門にランクイン!
週刊文春12月8号で発表された「全国のミステリー通、書店員が選ぶ!文春図書館ミステリーベスト10 2016」
海外部門で『宇宙探偵マグナス・リドルフ』が、第9位を獲得しました。
ミステリ評論家の千街晶之氏
「悪党の更に上をゆくがめつい悪徳探偵の活躍が痛快。宇宙人たち相手の消去法推理には大笑い」
翻訳者、評論家の飯城勇三氏
「SF版本格ものがあるかと思えば、SF版コン・ゲームもの、SF版ビジネスものもあり。
(中略)才人だなぁ。」
SF作家の森下一仁氏
「とんでもない宇宙人たちが起こす事件の謎を、自己中心的な探偵が推理して、おおらかに笑えます」