実在のスポーツ選手と彼らが活躍した場所や時代を丁寧に取材し、巧みに作品の舞台に取り込む作家、
増山実。出版人・書店人の話から印象的な書店ルポを数多く生み出している文筆家、石橋毅史。一人の
編集者を徹底的に取材し、その編集者人生を1冊の本にまとめた空犬太郎。取材したものを作品にまとめ
る仕事をしている3人が、「"人の話"をどんなふうに"作品"にするか」について、自著を引き合いにしながら、
取材者・執筆者の立場から語り合う。
《『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行記念トーク
「人の話」が「本」になるまで
〜書き手が語る取材・執筆・編集のあれこれ〜》
◆出演:増山実(放送作家・作家)、石橋毅史(文筆家)、空犬太郎(ライター)
◆日時:2016年11月20日(日)
13:30〜15:00(13:00 OPEN)
◆会場:本は人生のおやつです!!
大阪府大阪市北区堂島2-2-22 堂島永和ビルディング206
06-6341-5335
◆参加費:1000円
◆定員:20名
[申し込み・問い合わせ]本は人生のおやつです!!
店頭・お電話(06-6341-5335)、
お問い合わせフォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=637738)より
お申し込みください。
【イベント詳細ページ(本は人生のおやつです!! facebook)】
【出演者プロフィール】
増山実(ますやまみのる)
1958年生まれ。放送作家・作家。同志社大学法学部卒業。放送作家として「ビーバップ・ハイヒール」
(ABC)のチーフ構成などを担当。2012年、『いつの日か来た道』で松本清張賞最終候補に。2013年、
同作を改題した『勇者たちへの伝言〜いつの日か来た道〜』(角川春樹事務所)でデビュー。2014年、
2作目となる『空の走者たち』(角川春樹事務所)を上梓。現在、3作目を執筆中。
石橋毅史(いしばしたけふみ)
1970年生まれ。文筆家。出版社、出版業界専門紙を経て2010年よりフリーランスに。著書に『「本屋」
は死なない』(新潮社)、『口笛を吹きながら本を売る 柴田信、最終授業』(晶文社)、『まっ直ぐに本
を売る ラディカルな出版「直取引」の方法』(苦楽堂)がある。
空犬太郎 (そらいぬたろう)
1968年生まれ。編集者・ライター。書店テーマのブログ「空犬通信」やトークイベントを主催するほか、
『編集会議』(宣伝会議)などの雑誌に書店に関する文章を寄稿している。編著書に、『本屋図鑑』『本
屋会議』(ともに共著、夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』
(ともに共著、洋泉社)がある。
戸川安宣/空犬太郎 編
予価 3,240円(本体価格3,000円)
東京創元社で伝説の叢書「日本探偵小説全集」を企画する一方で、
編集者として数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽
引した稀代の名伯楽がその全てを語る。ミステリファン必携の一冊。