日経新聞9/11付で『幽霊とは何か』が紹介されました。
評者は文筆家・ゲーム作家の山本貴光氏。
「資料の博捜に基づく数々のエピソードは、思い入れもたっぷりに見てきたような書きぶり」
「この古今幽霊物語集の側面は、本書第一の魅力」
「著者によれば、どうやら幽霊のあり方は、その時代の社会、宗教、メディアといった要素に影響されるようだ。
(中略)なるほど、数百年という幅のなかで幽霊を追跡してみせる本書ならではの面目躍如たる指摘」
日本経済新聞 Web刊
ロジャー・クラーク/桐谷知未 訳
定価 3,996円(本体価格3,700円)
500年にわたり報告されてきた幽霊出没の物語。呪われた屋敷、
取り憑いた幽霊、超常現象、霊媒師......。宗教と社会的地位、
メディアとテクノロジー、時代の変化を映し出す幽霊の姿を
真摯に追いかけた一冊。