2015年9月
2015年9月情報一覧です。
『マルセル・シュオッブ全集』が福島民友9/26付で紹介されました。
福島民友9/26付で『マルセル・シュオッブ全集』が紹介されました。
評者はみどり書房桑野店の東野徳明氏。
「プロが憧憬する名文家たちが、仰ぎ見る存在、それがシュオッブなのだ。」
「長く本に親しんできた方ならきっと、なぜあのとき買っておかなかったかと、口惜しく思う本がある
だろう。いまこの一文をお読みのあなたも、いつかそう思う予感がしないだろうか? 僕はする。」
『マルセル・シュオッブ全集』
マルセル・シュオッブ
大濱甫・多田智満子・宮下志朗・千葉文夫・大野多加志・尾方邦雄 訳
定価 16,200円(本体価格15,000円)
「19世紀末のボルヘス」として大きな注目を浴びる、夭折の天才作家の初の全集。
『架空の伝記』『モネルの書』『少年十字軍』『黄金仮面の王』『二重の心』を始め、
評論や単行本未収録短編まで収録。推薦=皆川博子、山尾悠子
『ラーメンの語られざる歴史』が毎日新聞9/27付で紹介されました。
毎日新聞9/27付「Coverdesign」のコーナーで『ラーメンの語られざる歴史』が表紙とともに
紹介されています。
「労働者の安価な食べ物として始まったラーメンがどのようにグルメ食へ進化し、世界に
広がっていったかを検証する」
「カバー写真はモノクロだが、赤ちょうちんにだけ彩色されている」
毎日新聞
http://mainichi.jp/shimen/news/20150927ddm015070022000c.html
『ラーメンの語られざる歴史』
ジョージ・ソルト/野下祥子 訳
定価 2,376円(本体価格2,200円)
アメリカ人歴史学者が明らかにするラーメンの歴史。機密扱いだった
占領軍の文書や多くの資料を駆使して、ラーメンが労働者の食べ物
から世界の「Ramen」へ飛躍した経緯と、国際政策が「食」に及ぼす
影響を検証する。
『剣闘士に薔薇を』が毎日新聞9/27付で紹介されました。
毎日新聞9/27付で『剣闘士に薔薇を』が紹介されました。
評者は中国文学研究者の井波律子氏。
「推理能力抜群の主人公アウレリウスの名探偵ぶりが鮮やかに描かれているのに加え、彼を
取り巻く秘書カストルをはじめとする、多彩な脇役のキャラクターが活写されていることが本書
の最大の魅力」
「古代ローマの情景が、みごとに浮き彫りにされていることも、本書の物語世界を臨場感ゆたか
に膨らませ、読者をおのずと古代ローマ社会に引き込んでゆく。」
「知的遊戯、良質なエンターテインメントとしてのミステリの本流を行くもの」
毎日新聞
http://mainichi.jp/shimen/news/20150927ddm015070044000c.html
『剣闘士に薔薇を』
ダニーラ・コマストリ=モンタナーリ/天野泰明 訳
定価 2,808円(本体価格2,600円)
紀元45年のローマ。死闘が繰りひろげられる闘技場で、満員の観衆が見守るなか
無敵の剣闘士ケリドンが謎の死をとげる。貴賓席でこれを見ていたアウレリウスは、
翌日、皇帝からその死の真相をつきとめるよう依頼されるが......。
『動きの悪魔』が週刊読書人9/25付で紹介されました。
週刊読書人9/25付で『動きの悪魔』が紹介されました。
評者は作家の諏訪哲史氏。
「鉄道にある種の畏怖や不安の念を抱く人々の無意識がモダニズム的な怪異を現出させる」
「鉄道というモダーンな空間を、詩的な文体で描写するのがグラビンスキの怪談」
「今から一世紀以上昔の中欧、そこでは、東と西が、新と旧が、折り重なりながら層をなし、
特異な文学を生み出していたのである。」
『動きの悪魔』
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
「ポーランドのポー」「ポーランドのラヴクラフト」の異名をとる、ポーランド
随一の恐怖小説作家が描く、幻視と奇想に満ちた鉄道怪談集。鋼鉄の
蒸気機関車が有機的生命を得て疾駆する、本邦初訳14の短篇小説。
『宗教法人の税務と会計入門』上田二郎氏が仏教タイムスに緊急寄稿されました。
『宗教法人の税務と会計入門』の著者上田二郎氏が、「宗教法人と厚生年金」について
『週刊仏教タイムス』(2015年9月3日号・10日号・17日号に連載)に緊急寄稿なさいました。
厚生年金強制加入の裏側――
〈強制加入時の2年間遡及〉適用をちらつかせて〈即時加入〉
記事全文が「週刊仏教タイムス」のHPに公開されています
ht
厚生年金に加入している場合の源泉徴収額の計算方法は、『
ぜひ、本書とあわせてごらんください。
『税理士の坊さんが書いた 宗教法人の税務と会計入門』
上田二郎 著
定価 2,376円(本体価格2,200円)
ご住職、ご自坊の経理、本当に大丈夫ですか? 収益事業がない寺院の税務と
会計はこれ1冊で十分! 税務の基礎知識や帳簿の作成方法を具体的に記載。
寺院の透明性を高めて宗教法人課税論を一掃する寺院会計の決定版。
『豊﨑由美アワー 第41回読んでいいとも!ガイブンの輪』〈10/11(日)〉
「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称「よんとも」は、書評家の豊﨑由美さんが「笑っていいとも!」
のテレフォンショッキング方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんなどを転々として海外文学につ
いて語り合う流浪の番組、ではなくトークショーです。
とびきりのガイブン"目利キスト"である豊﨑さんとゲストの方が、「これはおもしろい!」「いまが旬!」
「読んで損しない!」という一冊をおススメし、魅惑の翻訳小説ワールドへとみなさんをご案内します。
今回は、米光一成さんをお招きします!
『豊﨑由美アワー 第41回読んでいいとも!ガイブンの輪』
◆出演:豊﨑由美さん(書評家)
米光一成(ゲームデザイナー、ライター)
◆開催日時:2015年10月11日(日)14:00開演(13:30開場)
◆場所:八重洲ブックセンター 本店 8F ギャラリー
〒104-8456
東京都中央区八重洲2-5-1
TEL.03-3281-1811
◆入場料:500円(当日会場入口にてお支払いください)
◆定員:50名申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
◆受付:1階カウンターにてお申し込みください。参加整理券を差し上げます。
また、お電話によるお申し込みも承ります。(TEL.03-3281-8201)
参加整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。
※当日会場にて豊﨑さん・米光さんの推薦図書と著作を販売します。
著作にはサインが入ります。
【詳細ページ】
http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/7820/
【出演者紹介】
豊﨑由美(とよざき・ゆみ)
ライター、書評家。「GINZA」「TVBros.」「共同通信」などで書評を多数掲載。主な著書に
『勝てる読書』(河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『ガタスタ屋の矜持 場
外乱闘篇』(本の雑誌社)、『石原慎太郎を読んでみた』(栗原裕一郎氏との共著、原書房)、
『まるでダメ男じゃん! 「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)など
がある。Twitterアカウント名は @toyozakishatyou
米光一成(よねみつ・かずなり)
ゲームデザイナー、ライター。『ぷよぷよ』『トレジャーハンターG』『バロック』『想像と言葉』
など、ゲームの監督・脚本・企画を数多く手がける。編著に『男の鳥肌名言集』(角川書店)、
著書に『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』(ベストセラーズ)、『自分だけにしか思
いつかないアイデアを見つける方法』(日本経済新聞出版社)、『思考ツールとしてのタロッ
ト』(Amazon Kindle)などがある。Twitterアカウント名は @yonemitsu
『ひとまずがんの治療を終えたあなたへ』が日本看護協会機関誌 看護10月号で紹介されました。
日本看護協会機関誌 看護10月号で『ひとまずがんの治療を終えたあなたへ』が紹介されました。
「がんの治療を終えた人々の多くは、以前の生活に戻ろうとするときに、さまざまな精神的な問題
に直面します。(中略)そのプロセスや影響をわかりやすく説明し、事例とともに具体的な対処法
を紹介」
「がんを経験した人とその家族を支える医療職にも役立ち、参考書となる1冊」
『ひとまずがんの治療を終えたあなたへ』
〈希望の医療シリーズ〉
フランシス・グッドハート ルーシー・アトキンス 著
中村哲也 監修/釜野さおり 千年よしみ 西村周三 訳
定価 2,700円(本体価格2,500円)
本書はがんを経験したことで起こる様々な感情に対処する手助けをします。
不安、疲労、怒り、うつなどに対処するための簡単で実用的な方法を紹介
します。イギリス「ベスト・ヘルスケア・ブック賞」受賞作。
『動きの悪魔』がミステリマガジン11月号で紹介されました。
ミステリマガジン11月号で『動きの悪魔』が紹介されました。
評者は翻訳家、幻想文学研究家の風間賢二氏。
「いずれも鉄道や蒸気機関車にまつわる怪異奇譚だが、発射体の威力を振るって
自然を貫通して時間と空間の抹殺者たる蒸気機関車に対する賛歌である。つまり、
運動とスピード、未来派の文学だ。」
「二〇年代モダニズム文藝思潮の流れでとらえても非常に興味深い」
『動きの悪魔』
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
「ポーランドのポー」「ポーランドのラヴクラフト」の異名をとる、ポーランド
随一の恐怖小説作家が描く、幻視と奇想に満ちた鉄道怪談集。鋼鉄の
蒸気機関車が有機的生命を得て疾駆する、本邦初訳14の短篇小説。
『動きの悪魔』が各地方紙9/6付で紹介されました。
9/6付京都新聞、岩手日報、北日本新聞、南日本新聞の各紙で『動きの悪魔』が紹介されました。
評者は書評家の豊崎由美氏。
「恐怖小説が中心だけれど、幻想やミステリー、SFのタッチを加味した作品もあって飽きがこない、
どころかアイデアや想像力の独自性にワクワクしっぱなし。これもまたマスターピースといってい
い14編なのである。」
「一読、その才能のユニークさに驚嘆必至だ。」
『動きの悪魔』
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
「ポーランドのポー」「ポーランドのラヴクラフト」の異名をとる、ポーランド随一
の恐怖小説作家が描く、幻視と奇想に満ちた鉄道怪談集。鋼鉄の蒸気機
関車が有機的生命を得て疾駆する、本邦初訳14の短篇小説。
『サマーブロンド』がウェブマガジン「ハニカム」で紹介されました。
『サマーブロンド』がウェブマガジン「ハニカム」で紹介されました。
評者は作家でライターの川崎大助氏。
「グラフィック・ノヴェル界の先頭ランナーのひとりがエイドリアン・トミネであり、発表当時「つい
にその本領を発揮した」とアメリカで評された、傑作ばかりが収録されているのが本書だ。」
「アメリカのすぐれた短篇小説を読み慣れている人、ニューヨーク派の切れ味のいいインディペ
ンデント映画の秀作には目がない人――もしあなたがそんな人だったとしたら、この『サマー
ブロンド』を試してみるべきだ。その期待が裏切られることはないだろう。」
「honeyee.com」
http://www.honeyee.com/news/book/2015/007905/
『サマーブロンド』
エイドリアン・トミネ/長澤あかね 訳
定価 2,052円(本体価格1,900円)
R・カーヴァーのペシミズム、M・ジュライの孤独感を併せ持つ
アメリカン・グラフィック・ノヴェルの旗手による傑作短篇集がつ
いに登場!〈自分の中で何かが決定的に変わる瞬間〉が訪れ
るのを待つ人々を描く4つの青春小説。
兵庫県立美術館にて「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展 開催〈9/19(土)~11/23(月・祝)〉
「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展は、日本のマンガやアニメに大きな足跡を残した手塚
治虫が亡くなった1989年以降のマンガ、アニメ、ゲームの表現の多様性を約60作品を通して
概観するものです。
昭和から平成に変わってからの四半世紀の間に、デジタル技術は大きく進化し、マンガ、ア
ニメ、ゲームの制作スタイルや表現も変わり、インターネットやスマートフォンの普及は作品の
楽しみ方を変えています。また一方で、バブル経済崩壊(1991)、阪神・淡路大震災(1995)、
地下鉄サリン事件(1995)、リーマンショック(2008)、東日本大震災(2011)など、歴史的な大き
な事件を幾つも経験し、社会や世相も大きく変わりました。社会の変化と呼応しているような
作品も少なくはありません。
本展覧会は「ヒーロー&ヒロイン」「マンガ、アニメ」「ゲーム」「インターネット」「キャラクター」
「プレイ」の7セクションで構成し、1989年以降の特徴的な作品を通して、マンガ、アニメ、ゲー
ムがどのように表現を広げてきたかを紹介します。
※本展は今夏に開催された「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展(主催:国立新美術館)
を再構成したものです。
「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展
◆会場:兵庫県立美術館 ギャラリー棟3F
〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1-1
TEL:178-262-0901
◆会期:2015年9月19日(土)~11月23日(月・祝)
◆休館日:月曜日(ただし、9/21、10/12、11/23は開館、9/24(木)、10/13(火)は休館)
◆開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
◆観覧料:一般 1,000円 (800円)、大学生 700円 (500円)、高校生・65歳以上 500円 (400円)、
中学生以下無料
※特別券・神戸ビエンナーレ全会場セット券:一般 2,400円(1,700円)
兵庫県立美術館 展覧会詳細ページ
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/2015manga_anime_game/index.html
〈展覧会公式書籍〉
『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム from 1989』
メディア・アート国際化推進委員会 編
中野晴行/氷川竜介/さやわか 著
定価 2,500円(本体価格2,315円)
手塚治虫が没した1989年から現在までの25年間に焦点をあて、複合的
メディア表現として深化している日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に
展望し、150作品・300点以上の図版でその魅力をたどる。
新文芸坐にて「戦後70年企画 戦後日本映画史の発見 愛と官能のシネアスト」開催!〈9/19(土)~10/2(金)〉
日活ロマンポルノを中心に、戦後の日本映画を彩ったポルノ映画を総特集。
スクリプター白鳥あかねさんのトークショーも予定されています。
「戦後70年企画 第四部 戦後日本映画史の発見 愛と官能のシネアスト」
◆会場:新文芸坐
東京都豊島区東池袋1-43-5 マルハン池袋ビル3F
池袋駅東口徒歩3分
Tel: 03-3971-9422
◆期間:9/19(土)〜10/2(金)
◆入場料:一般1300円 学生1200円 友の会1050円 ラスト1本850円(友の会・シニア800円)
★本特集のみ女性の方は1050円
★女性専用席がございます
【上映予定作品】
恋人たちは濡れた(監:神代辰巳/1973/R15+)
赫い髪の女(監:神代辰巳/1979/R18+)
一条さゆり 濡れた欲情(監:神代辰巳/1972/R18+)
四畳半襖の裏張り(監:神代辰巳/1973/R15+)
天使のはらわた 赤い教室(監:曽根中生/1979/R18+)
天使のはらわた 赤い淫画(監:池田敏春/1981/R18+)
天使のはらわた 赤い眩暈(監:石井隆/1988/R18+)
わたしのSEX白書 絶頂度(監:曽根中生/1976/R18+)
新宿乱れ街 いくまで待って(監:曽根中生/1977/R18+)
㊙女郎責め地獄(監:田中登/1973/R18+)
㊙色情めす市場(監:田中登/1974/R18+)
おんなの細道 濡れた海峡(監:武田一成/1980/R18+)
団地妻 昼下りの情事(監:西村昭五郎/1971/R18+)
愛のコリーダ(監:大島渚/1976/R18+)
愛の亡霊(監:大島渚/1978/R15+)
狂った果実(監:根岸吉太郎/1981/R18+)
ラブホテル(監:相米慎二/1985/R18+)
犯された白衣(監:若松孝二/1967/R18+)
水のないプール(監:若松孝二/1982/R15+)
異常性愛記録ハレンチ(監:石井輝男/1968/R18+)
ポルノ時代劇 忘八武士道(監:石井輝男/1973/R18+)
エロスは甘き香り(監:藤田敏八/1973/R18+)
ダブルベッド(監:藤田敏八/1983/R18+)
曼陀羅(監:実相寺昭雄/1971/R18+)
屋根裏の散歩者〈インターナショナルバージョン〉(監:実相寺昭雄/1994/R18+)
ヌードの夜(監:石井隆/1993/R18+)
実録・阿部定(監:田中登/1978/R18+)
人妻集団暴行致死事件(監:田中登/1978/R18+)
★トークショー情報
日時:9/22(火・祝)17:15〜
登壇者:白鳥あかねさん(スクリプター、脚本家)
荒井晴彦さん(映画監督、脚本家)、
寺脇研さん(映画評論家)
その他にも豪華ゲストによるトークショー多数開催!
上映スケジュールなど詳細はこちら↓
http://www.shin-bungeiza.com/program.html
※会場にて小社書籍も販売予定
『スクリプターはストリッパーではありません』
白鳥あかね 著
定価 3,024円(本体価格2,800円)
日活黄金期の〈渡り鳥〉シリーズでは斎藤武市、日活ロマンポルノでは神代辰巳の
女房役として活躍したスクリプター白鳥あかねのインタビュー集。波瀾万丈の〈ス
クリプターから見た戦後日本映画史〉。
『わが人生 わが日活ロマンポルノ』
小沼勝 著
定価 2,160円(本体価格2,000円)
神代辰巳、曾根中生、田中登と並び日活ロマンポルノを代表する映画監督小沼勝。
谷ナオミ主演『花と蛇』など独特のロマンティシズムに彩られた耽美的傑作を数多
く手掛けた鬼才が日活ロマンポルノに捧げた映画人生を綴る回想録。
『宗祖に訊く』が読売新聞9/7付で紹介されました。
読売新聞夕刊9/7付で『宗祖に訊く』の筆者である大竹晋氏の寄稿が掲載され、本書の
内容について解説されています。
「日本仏教においては十三宗と呼ばれる学派がこんにちまで並立している。(中略)かつて
多くの日本人を人格の向上へと導いた十三宗の教えであるが、近代においては、近代的
な価値観との相違から、どの宗においても教えが曖昧になった。」
「心の安らぎに対する切実な関心からふたたび仏教が求められつつある現代においては、
日本仏教においても、本来の目的を明確にし、そこに至るための教えを現代人に納得でき
るかたちで整理することが求められるであろう。」
『宗祖に訊く 日本仏教十三宗・教えの違い総わかり』
大竹晋 著
定価 4,860円(本体価格4,500円)
日本仏教を談論すべく、十三宗の祖師たちが現代に降臨!? 仏教の基本的
論題に対する祖師たちの発言を、多くの図表とともに司会者が分かりやすく解説。
全祖師の発言が原典からの翻訳によって構成された、大仮想シンポジウム。
週刊現代9/19号で『スーパーセル』の画像が紹介されました。
週刊現代9/19号で巻頭特集「竜巻が来たぞ!」で『スーパーセル』の画像が使用されました。
「近頃、頻繁に目にする竜巻のニュース。日本の空で、一体何が起きているのか!?」
というキャッチコピーとともに、『スーパーセル』収録の写真がカラーで多数紹介、
さらに、監訳者の小林文明氏のインタビューも同時に掲載されています。
『スーパーセル 恐ろしくも美しい竜巻の驚異』
マイク・ホリングスヘッド エリック・グエン 著
小林文明 監訳/小林政子 訳
定価 3,888円(本体価格3,600円)
魅惑的な写真で世界中の人気を博す2人のストームチェイサーがとらえた、
荘厳でときに破壊的なストームの写真340枚をオールカラーで紹介した決
定版。巻末には気象に関する解説および用語集を付す。
『ひとまずがんの治療を終えたあなたへ』が北國新聞8/30付で紹介されました。
北國新聞8/30付で『ひとまずがんの治療を終えたあなたへ』が紹介されました。
「「がん」と告知された患者の多くにとって当面の懸案は手術だが、実は術後も予想していなっかた
不安や怒り、疲労感などにとらわれる。」
「多くの事例を紹介し、不安などを和らげる具体策を提示。治療を受けた人の家族にも役立ちそう。」
『ひとまずがんの治療を終えたあなたへ』
〈希望の医療シリーズ〉
フランシス・グッドハート ルーシー・アトキンス 著
中村哲也 監修/釜野さおり 千年よしみ 西村周三 訳
定価 2,700円(本体価格2,500円)
本書はがんを経験したことで起こる様々な感情に対処する手助けをします。
不安、疲労、怒り、うつなどに対処するための簡単で実用的な方法を紹介
します。イギリス「ベスト・ヘルスケア・ブック賞」受賞作
『動きの悪魔』がSFマガジン10月号で紹介されました。
SFマガジン10月号で『動きの悪魔』が紹介されました。
評者は文芸評論家の笹川吉晴氏。
「日常生活を支える先端技術の現場に発生する怪異を扱い、しかもそれらがさまざまな
形態をとるという点で、きわめて今日的なホラー集。」
「ほとんど未紹介に等しかった作家の、本格的な日本発運行は驚きに満ちている。」
『動きの悪魔』
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
「ポーランドのポー」「ポーランドのラヴクラフト」の異名をとる、ポーランド
随一の恐怖小説作家が描く、幻視と奇想に満ちた鉄道怪談集。鋼鉄の
蒸気機関車が有機的生命を得て疾駆する、本邦初訳14の短篇小説。
『動きの悪魔』が小説推理10月号で紹介されました。
小説推理10月号で『動きの悪魔』が紹介されました。
評者は文芸評論家でアンソロジストの東雅夫氏。
「よくぞ訳してくれました、と神棚にあげて拝みたくなる1冊である。」
「乗務員にせよ乗客にせよ、あるいは保線工夫にせよ、本書には鉄道に憑かれた奇矯な人物が
頻繁に登場する(中略)彼らにとっての鉄道は、この世とあの世を結ぶ幽暗な通路なのであり、
そこに関わることは、おのずからわが身の内なる異界――人を狂気へ誘う魂のダークサイドを垣
間見る禁断の行為と化すのだから。」
『動きの悪魔』
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
「ポーランドのポー」「ポーランドのラヴクラフト」の異名をとる、ポーランド
随一の恐怖小説作家が描く、幻視と奇想に満ちた鉄道怪談集。鋼鉄の
蒸気機関車が有機的生命を得て疾駆する、本邦初訳14の短篇小説。
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』が読売新聞9/1付で紹介されました。
読売新聞東京武蔵野版9/1付で『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』が紹介されました。
著者の井上健一郎さんへの取材を中心に、本書にも言及されています。
「戦後にヤミ市として誕生した横丁が、時間をかけて若者も行き交うおしゃれな場所に
変遷するまでを追った歴史や、個性あふれる店主らとのやりとりなどが描かれている。」
「井上さんは「変化し続けるハモニカ横丁の魅力を少しでも感じてもらえたらうれしい」
と話している。」
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』
井上健一郎 著
定価 1,458円(本体価格1,350円)
ヤミ市から横丁へ――。いま吉祥寺の新たなランドマークとして注目
されるハモニカ横丁をはじめ、全国に残るヤミ市起源の横丁の歴史
を辿り、その魅力を明らかにする画期的「横丁文化論」。
『動きの悪魔』が週刊新潮9/3号で紹介されました。
週刊新潮9/3号で『動きの悪魔』が紹介されました。
評者は書評家の石井千湖氏。
「鉄道は人々の生活に欠かせない交通手段だ。(中略)ルーティンを象徴するような乗り物である
にもかかわらず、本書ではいつのまにか異界へ誘うものに変わるのだ。」
「結末は恐ろしいが、無性に鉄道に乗りたくなってしまう。遠くの世界に対する人間の憧憬と畏怖が、
鉄道を通して伝わってくる。」
『動きの悪魔』
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
「ポーランドのポー」「ポーランドのラヴクラフト」の異名をとる、ポーランド随一
の恐怖小説作家が描く、幻視と奇想に満ちた鉄道怪談集。鋼鉄の蒸気機関
車が有機的生命を得て疾駆する、本邦初訳14の短篇小説。
『デス博士の島とその他の物語』が読売新聞8/30付で紹介されました。
読売新聞8/30付で『デス博士の島とその他の物語』が紹介されました。
評者は作家の岡崎祥久氏。
「この本は冒頭にある「島の博士の死」という切ない怪談風のエピソードが一読で好きになり、
くり返しそこばかり読む」
『デス博士の島その他の物語』 〈未来の文学〉
ジーン・ウルフ 著
浅倉久志/伊藤典夫/柳下毅一郎 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
〈もっとも重要なSF作家〉ジーン・ウルフ、本邦初の中短篇集。孤独な少年が
読んでいる物語の登場人物と現実世界で出会う表題作他、華麗な技巧と語り
を凝縮した全5篇+限定本に付されたまえがきを収録。