2015年6月
2015年6月情報一覧です。
『ジーン・ウルフの記念日の本』『短篇ベスト10』他がSFマガジン8月号で紹介されました。
SFマガジン8月号で『ジーン・ウルフ記念日の本』『短篇ベスト10』『スウェーデンの騎士』
『日夏耿之介の世界』が紹介されました。
『ジーン・ウルフの記念日の本』
「収録作品はいわゆるSFだが、多くはそうとは思ってもらえないタイプのSF」
「ウルフの技の広さを堪能できる短篇集」
(書評家・冬木糸一氏)
『短篇ベスト10』
「レムの最適な入り口であると同時に、レム作品を総括する一冊」
「驚異的なバラエティの広さと深さに呆然」
(書評家・冬木糸一氏)
『スウェーデンの騎士』
「なんと馥郁たる伝奇小説」
「ホラーやファンタジィではないが、すうっと霧がかかるように
神秘の匂いが入り込む。」
(SF研究者、文藝評論家・牧眞司氏)
『日夏耿之介の世界』
「三島由紀夫や中井英夫など、日夏に憧れを抱く具眼の士は少なくなかった。」
「日夏の幅広い業績の魅力や真摯で人間味豊かな以文交友の生活ぶりを伝えてくれる。」
(歯科医師、文筆家・長山靖生氏)
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』刊行記念 〈井上健一郎×マイク・モラスキー〉トークイベント
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』刊行を記念して、トークイベントを開催いたします。
日が暮れると、人が集い始める飲み屋横丁。
そうした飲み屋横丁は、誰にでも立ち入りやすい場所とは言えません。
しかし、開発が進み街がフラットに作り変えられている中、吉祥寺のハモニカ横丁の盛況ぶりからも
分かるように、今では、横丁は街のランドマークや観光スポットとして、あらためて再評価されつつあ
ると言えます。
このような空間は、どういった経緯で形成・発展していったのでしょうか。
本イベントでは、『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』の著者である井上健一郎さんと、井上さんが師とあ
おぐ、早稲田大学教授で日本の居酒屋文化について詳しいマイク・モラスキーさんをお迎えし、ヤミ
市や横丁、居酒屋から都市や空間まで、たっぷりと語っていただきます!
井上健一郎×マイク・モラスキー トークイベント
「路地や横丁はなぜ私たちを魅了するのか?」
◆場所:本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
◆日時:2015/7/19 (日)
15:00~17:00 (14:30開場)
◆入場料;1500yen + 1 drink order(500円)
チケットの購入はこちら↓
https://peatix.com/sales/event/99755/tickets?ticket_264187=
【詳細ページ】
http://bookandbeer.com/blog/event/2015071901_bt/
【出演者プロフィール】
井上健一郎(いのうえ・けんいちろう)
1984年新潟県生まれ。法政大学工学部都市環境デザイン工学科卒業、現在会社員。
共著に『盛り場はヤミ市から生まれた』(青弓社、2013年)。
マイク・モラスキー(まいく・もらすきー)
1956年米国セントルイス市生まれ。1976年に初来日し、延べ20年以上日本滞在。
シカゴ大学大学院東アジア言語文明学研究科博士課程修了(日本文学で博士号)。
ミネソタ大学、一橋大学教授を歴任。2013年秋学期より早稲田大学国際学術院教授。
担当する講義では、日本の戦後文化や、ジャズやブルースを中心とする音楽文化論、
東京論、そして喫茶店や居酒屋のような都市空間を通じて、現代日本社会を捉えなおす。
昂じて、エッセイスト、ジャズ・ピアニストという顔も持っている。
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』
井上健一郎 著
定価 1,458円(本体価格1,350円)
ヤミ市から横丁へ――。
いま吉祥寺の新たなランドマークとして注目されるハモニカ横丁をはじめ、
全国に残るヤミ市起源の横丁の歴史を辿り、その魅力を明らかにする画
期的「横丁文化論」。
『マルセル・シュオッブ全集』刊行記念 プレゼントキャンペーン ※終了いたしました
『マルセル・シュオッブ全集』の刊行を記念して、
冊子(※)を3
※瀬高道助氏による書下ろしエッセイ「解題の余白に」
ン)
[応募方法]
Twitterにてハッシュタグ「#シュオッブ祭」をつけて以下
(
①『マルセル・シュオッブ全集』の中からお気に入りの作品1作品
②本書を映した写真
[キャンペーン応募締め切り]2015年7月27日(月)
※
※キャンペーンは終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
『マルセル・シュオッブ全集』
マルセル・シュオッブ
大濱甫・多田智満子・宮下志朗・千葉文夫・大野多加志・尾方邦雄 訳
定価 16,200円(本体価格15,000円)
「19世紀末のボルヘス」として大きな注目を浴びる、夭折の天才作家の初の全集。
『架空の伝記』『モネルの書』『少年十字軍』『黄金仮面の王』『二重の心』を
始め、評論や単行本未収録短編まで収録。推薦=皆川博子、山尾悠子
『恋と夏』が日経新聞6/28付で紹介されました。
日経新聞6/28付で『恋と夏』が紹介されました。
評者は青山学院大学教授の富山太佳夫氏。
「かりにも過疎文学とでも呼べるようなものがいつか出現することがあるとするならば、この作品はその先駆け
と評価されるに違いない。」
「『恋と夏』の中心にあるのは、文学の重要なテーマとして今も愛されている不倫問題なのだ。この作品は不倫
小説なのだ。ただ、それが騒々しい悲劇やドタバタ劇にたどりつくことはなく、アイルランドの静かな風景の中
に消えてゆくのである。」
日本経済新聞 WEB
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO88613150X20C15A6MY6001/
『恋と夏』 〈ウィリアム・トレヴァー・コレクション〉
ウィリアム・トレヴァー/谷垣暁美 訳
定価 2,376円(本体価格2,200円)
孤児の娘エリーは、事故で妻子を失った男の農場で働き始め、恋愛をひとつも
知らないまま彼の妻となる。そして、ある夏、一人の青年と出会い、恋に落ちる――
名匠トレヴァーによる極上のラブ・ストーリー、最新長篇作登場。
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』が週刊大衆7/6号で紹介されました。
週刊大衆7/6号で『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』が紹介されました。
評者は『酒とつまみ』初代編集長の大竹聡氏。
「著者の井上健一郎さんは10年以上ハモニカ横丁に通い、飲み喰いをし、土地の古老や新たに
横丁に入ってきた人々に話を聞きまくって、この1冊を書いた。」
「19歳年下の井上さんが書いた書いたこの1冊を読み、対談で話を伺いながら、いくつもいくつも
「私の吉祥寺」が蘇ってきた。」
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』
井上健一郎 著
定価 1,458円(本体価格1,350円)
ヤミ市から横丁へ――。いま吉祥寺の新たなランドマークとして
注目されるハモニカ横丁をはじめ、全国に残るヤミ市起源の横丁
の歴史を辿り、その魅力を明らかにする画期的「横丁文化論」。
『ルビッチ・タッチ』がキネマ旬報7月号で紹介されました。
キネマ旬報7月号で『ルビッチ・タッチ』が紹介されました。
評者は映画評論家の吉田広明氏。
「ハリウッド黄金期と言えば、豪華なセットや華麗な俳優といった見た目、正確なフレーミングと
照明、的確な編集といった作り、一つとして無駄なショットがなく、かつそれが複数の意味に向
かって開かれている一個の別世界をスクリーン上で構築する類の映画であり、ルビッチとヒッ
チコックはその代表である。」
「これを読めばサイレント期の作品が滅法見たくなり、日本版最大のセールスポイントとも言うべ
き山田宏一氏の稿を読めば、アメリカ・トーキー期の作品が滅法見たくなる。」
『ルビッチ・タッチ』
ハーマン・G・ワインバーグ/宮本高晴 訳
定価 4,860円(本体価格4,500円)
映画史上最も洗練された映画監督、スクリューボール・コメディの神様、
エルンスト・ルビッチ。その魔術的魅力を解き明かす古典的名著がつい
に邦訳!日本版特別寄稿:山田宏一「永遠のエルンスト・ルビッチ」
『短篇ベスト10』がNEWS本の雑誌で紹介されました。
NEWS本の雑誌で『短篇ベスト10』が紹介されました。
評者はSF研究家・文芸評論家の牧眞司氏。
「さて、本書で最大の目玉はどのシリーズにも属さない「仮面(マスク)」だろう。旧訳は30年以上前に
〈SFマガジン〉に掲載されたきりだったので、それが読めることがまず貴重だが、内容的にも見逃せ
ない。破格の小説なのだ。(中略)たしかに初読では取っつきにくい小説かもしれない。しかし、いった
ん通読をし、ふたたび頭から読み直せば随所にさりげない伏線、のちの場面と呼応するひそやかな
モチーフが凝らされていることに気づく。その精緻な作品構成と肌理も素晴らしい。」
「新しい読者はこれをきっかけとして、個々のシリーズや連作へ手を伸ばすのもいい(新刊で入手でき
ない本がけっこうあるのが残念だが)。また、レムの翻訳はすべて読んでいるよというベテラン・ファン
も、本書はすべて新しく訳を起こしているので気分を変えて再読できる。」
NEWS本の雑誌
http://www.webdoku.jp/newshz/maki/2015/06/23/123044.html
『短篇ベスト10』 (スタニスワフ・レム・コレクション)
スタニスワフ・レム/沼野充義・関口時正・久山宏一・芝田文乃 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
ポーランドで刊行されたベスト短篇集をもとに『ロボット物語』や
泰平ヨンものから「マスク」他10篇を集成した新訳アンソロジー。
2015/06/18
『留学生のための漢字の教科書 初級300[改訂版]』正誤表をアップいたしました。
『留学生のための漢字の教科書 初級300[改訂版]』(第1刷)に
読者からのご指摘により、誤りが判明しましたので訂正させていただきます。
正誤表をアップロードいたしましたので、下記または書誌ページよりダウンロードください。
謹んでお詫びいたします。
国書刊行会
留学生のための漢字の教科書初級300[改訂版]
佐藤尚子/佐々木仁子 著
定価 1,728円(本体価格1,600円)
非漢字圏学習者に人気の漢字教材改訂版。初級レベルに必要な漢字と読み、
語彙を厳選。すべての漢字の筆順も掲載。 ※漢字・語彙のインドネシア語、
ベトナム語翻訳が加わり、より使いやすくなりました(漢字・問題等の変更はなし)
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』が読売新聞夕刊6/15付で紹介されました。
読売新聞夕刊6/15付で『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』が紹介されました。
「土木工学専攻の学生時代、ハモニカ横丁に関心を抱いて調査に乗り出した著者が、路地・横丁という
空間の特異性と歴史的経緯を一冊にまとめた。」
「古い街並みにモダンな飲食店が混在し、新しい価値観を生みだしたハモニカ横丁。ラーメン屋、居酒屋、
花屋など店巡りのページをめくるのも楽しい。」
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』
井上健一郎 著
定価 1,458円(本体価格1,350円)
ヤミ市から横丁へ――。いま吉祥寺の新たなランドマークとして
注目されるハモニカ横丁をはじめ、全国に残るヤミ市起源の横丁
の歴史を辿り、その魅力を明らかにする画期的「横丁文化論」。
『新・国史大年表』が6/18(木)朝日放送関西ローカル「キャスト」で紹介されます。
6/18(木)、朝日放送関西ローカルの報道・情報番組「キャスト」(16:58~)で
『新・国史大年表』が取り上げられます。
放送時間の中で、編者の日置英剛氏のインタビューを中心に10~20分ほどの
紹介となる予定です。
放送地域の方は、是非ご覧ください。
※生放送のため、都合により内容が変更される場合がございます。
『新・国史大年表』
従来の年表の概念を超えた圧倒的記述と情報量。政治経済はもとより、社会・文化の
あらゆる分野を網羅した、全く新しいたて組の日本史年表。「このようなトータルな
年表は出版史上初というべく、さらには日置氏のような年表づくり一筋に半生を捧げ
た専門家にのみ、はじめて可能な業績といえる」(紀田順一郎)
ルビや語句の説明豊富。各巻末には充実した事項・人名索引(各7000項目)付。
『聖母子への祈り』が図書新聞6/20号で紹介されました。
図書新聞6/20号で『聖母子への祈り』が紹介されました。
評者は清泉女子大学准教授の木川弘美氏。
「本書は新しい祈祷者像の成立と展開を包括的に分析すると共に、ロベール・カンパン、
ヤン・ファン・エイク、ロヒール・ファン・デル・ウェイデンという初期フランドル絵画を
代表する三人の画家が、それぞれ革新的な祈祷者像を描いていることを指摘し、
詳細な分析をおこなっているものである。」
『聖母子への祈り 初期フランドル絵画の祈祷者像』
今井澄子 著
定価 6,264円(本体価格5,800円)
祈禱者像に着目しながら、ヤン・ファン・エイク、ロベール・カンパン、ロヒール・
ファン・デル・ウェイデンらの初期フランドル絵画を様々な角度から照射し新たな
知見を示す、気鋭の研究者による刺激的論考。
『スウェーデンの騎士』がサンデー毎日6/28号で紹介されました。
サンデー毎日6/28号で『スウェーデンの騎士』が紹介されました。
評者は翻訳家の古屋美登里氏。
「運命を司る天使や悪魔、盗賊団や龍騎兵隊などが登場して賑やかで、登場人物の独白の面白さもあって
シェイクスピアの戯曲を読んでいるような気持ちにもなります。」
「血湧き肉踊る冒険成功譚とも、運命に翻弄される人間を描いた悲喜劇とも、華々しい時代小説とも読める
本書には、いかにもペルッツらしい人間と超自然、偶然と必然の織りなす世界が描かれていてとても味わ
い深い作品です。」
『スウェーデンの騎士』
レオ・ペルッツ/垂野創一郎 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
軍を脱走し北方戦争を戦うスウェーデン王の許へ急ぐ青年貴族と、
〈鶏攫い〉の異名をもつ逃走中の市場泥坊――対照的な二人の人
生は不思議な運命によって交錯し、数奇な物語を紡ぎ始める。
波瀾万丈のピカレスク伝奇ロマン。
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』がサンデー毎日6/28号で紹介されました。
サンデー毎日6/28号で『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』が紹介されました。
「東京西郊の駅前に残る路地の飲食店街をメインに、全国に残るヤミ市起源の横丁を訪ね、その魅力を伝える。」
「薄暗く狭い飲み屋街に人が集うのはなぜか?人に会い、杯を空け、本書はその魅力を徹底的に探る」
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』
井上健一郎 著
定価 1,458円(本体価格1,350円)
ヤミ市から横丁へ――。いま吉祥寺の新たなランドマークとして
注目されるハモニカ横丁をはじめ、全国に残るヤミ市起源の横丁
の歴史を辿り、その魅力を明らかにする画期的「横丁文化論」。
スタニスワフ・レム『短篇ベスト10』刊行記念 プレゼントキャンペーン ※終了いたしました
スタニスワフ・レム『短篇ベスト10』刊行記念 プレゼントキャンペーン
『短篇ベスト10』の刊行を記念して、訳者・芝田文乃氏特製、レムの故郷風景写真
ポストカード5枚セットを抽選で10名の方にプレゼントいたします。
ご希望の方は『短篇ベスト10』収録作の中から気に入った3作品を選び、twitter上で
ハッシュタグ「#レムベスト」をつけてツイートしてください。
[キャンペーン応募締め切り]2015年7月7日(火)
※当選者には追って当選のご連絡とプレゼント発送に関するご案内をいたします。
プレゼントイメージ画像
《ポストカード5枚セット》
※画像から変更となる場合がございます
皆さま奮ってご応募ください。
※キャンペーンは終了いたしました。
ご応募ありがとうございました。
『短篇ベスト10』〈スタニスワフ・レム・コレクション〉
スタニスワフ・レム/沼野充義・関口時正・久山宏一・芝田文乃 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
ポーランドで刊行されたベスト短篇集をもとに『ロボット物語』や
泰平ヨンものから「マスク」他10篇を集成した新訳アンソロジー。
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』が信濃毎日新聞6/7付で紹介されました。
信濃毎日新聞6/7付で『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』が紹介されました。
「横町のルーツは、人々が生き延びるために生まれた戦後の闇市。著者は、高度経済成長期を経て、
都市の開発で街全体が一定の水準まで整備されたからこそ、横町の異空間性が高められたと指摘する。」
「各地のユニークな横町も紹介。地方の中心市街地の在り方も問う。」
『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』
井上健一郎 著
定価 1,458円(本体価格1,350円)
ヤミ市から横丁へ――。いま吉祥寺の新たなランドマークとして
注目されるハモニカ横丁をはじめ、全国に残るヤミ市起源の横丁
の歴史を辿り、その魅力を明らかにする画期的「横丁文化論」。
『女ねずみ』が朝日新聞6/7付で紹介されました。
朝日新聞6/7付で『女ねずみ』が紹介されました。
紹介は徳島大学教授(ドイツ文学)の依岡隆児氏。
「時代に対する危機意識が書かせた作品だ。核の脅威や科学技術の暴走、環境破壊といった
地球規模での危機が一層先鋭化している今、あらためて手に取りたい本である。」
「作家としての無力感にさいなまれながらも、文学的想像力を駆使した力作である。」
朝日新聞DIGITAL 「ニュースの本棚」
http://www.asahi.com/articles/DA3S11795766.html
『女ねずみ』
ギュンター・グラス/高本研一・依岡隆児 訳
定価 2,935円(本体価格2,718円)
作者の夢の中に現れた一匹のねずみが物語る、核戦争によって人類が滅亡
した後の世界。「ブリキの太鼓」のオスカルも再登場、現代文明への問い
かけを続けるグラスがそのすべてを注ぎ込んだ問題作。
『ジーン・ウルフの記念日の本』が日本経済新聞6/4号で紹介されました。
日本経済新聞6/4号で『ジーン・ウルフの記念日の本』が紹介されました。
評者はファンタジー評論家の小谷真理氏。
「今日は何の日」のニュースを見ながら、隙あらばどこかの異世界に逃避しようかと
企んでいる読者諸氏にぴったりの短編集。十八編を収録している。
「米国ならではのアイディアで、日常感覚に挿入される非日常的なひねりが面白い。」
「別の歴史世界でヒトラーとチャーチルが出会う戦没将兵追悼記念日の話も、戦争体
験の多い米国の日常を窺(うかが)わせて興味深い。」
日本経済新聞 WEB
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO87678010U5A600C1BE0P01/
『ジーン・ウルフの記念日の本』 〈未来の文学〉
ジーン・ウルフ 著/酒井昭伸・宮脇孝雄・柳下毅一郎 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
『デス博士の島その他の物語』 の名匠ジーン・ウルフによる
第二短篇集がついに登場。リンカーン誕生日から大晦日まで、
アメリカの祝祭日にちなんだ作品で構成された予測不可能な
物語が詰まった驚異のコレクション!
『ルビッチ・タッチ』が産経新聞5/31号で紹介されました。
産経新聞5/31号で『ルビッチ・タッチ』が紹介されました。
評者は編集者の高崎俊夫氏。
「巨匠小津安二郎に始まり、プレストン・スタージェス、ビリー・ワイルダーからウェス・アンダーソンに
至る数多の逸材が師と仰いだ天才喜劇映画作家エルンスト・ルビッチの魅力を余すところなく伝え
る古典的な名著の邦訳である。」
「かつてジョナス・メカスは『メカスの映画日記』の中で次のように書いている。「ワインバーグの本は
禁止されるべきだ。彼は映画に対するあまりにも大きな愛をほとばしらせて書くので、読者はそれを
読み、どこで、いつ、ここに出てくる映画を見ようかと考えて気が狂ってしまうのだ。」」
「著者は、サイレント時代からハリウッドへ招かれ、トーキー以降、並ぶものなき巨匠となったルビッ
チの軌跡を丹念にたどりながら、個々の作品の魅惑をディテール豊かに掬い上げてゆく。」
産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/150531/lif1505310016-n1.html
『ルビッチ・タッチ』
ハーマン・G・ワインバーグ/宮本高晴 訳
定価 4,860円(本体価格4,500円)
映画史上最も洗練された映画監督、スクリューボール・コメディの神様、
エルンスト・ルビッチ。その魔術的魅力を解き明かす古典的名著がつい
に邦訳!日本版特別寄稿:山田宏一「永遠のエルンスト・ルビッチ」
『マルセル・シュオッブ全集』 刊行記念特設ページ更新
『マルセル・シュオッブ全集』刊行記念特集ページを更新いたしました。
書影見本と〈WEB限定特別寄稿 「マルセル・シュオッブの復活について」瀬高道助〉
を追加掲載いたしました。
特に、特別寄稿はこのページのために書籍版を改稿していただいたものです。
是非、 ごらんください。
『マルセル・シュオッブ全集』刊行記念特集ページ
http://www.kokusho.co.jp/special/2015/05/post-4.html