北陸中日新聞5/6付で『朱日記』が紹介されました。
イラストレーターの中川学氏のインタビューとともに掲載されました。
「物語に合わせて漫画のこま割りのようにドラマチックに描く。鏡花の幻想世界に急展開する場面では、
読者がページを開くたびに、大胆な構図が待ち構える。」
「協力した泉鏡花記念館の穴倉玉日学芸員は「中川さんは作品内容を理解しつつ、アーティストとして
独自のイマジネーションを持って絵画化している。鏡花作品の新たな魅力発掘につながる」と歓迎し
ている。」
中日新聞WEB
『朱日記』
泉鏡花 文/中川学 画
定価 2,052円(本体価格1,900円)
鏡花の絢爛華麗な幻想美と、ノスタルジー溢れる和ポップ絵が
渾然一体となった文芸絵草紙。朱文字で書かれた日記、少年
が握る紅いグミの実、魔人の羽織る赤合羽、城下を焼きつくす
紅蓮の炎。あやかしの色彩が乱舞する幻想世界。