2/13付中外日報で『宗教学名著選② 比較宗教学の誕生─宗教・神話・仏教』が
紹介されました。
「「宗教学の開祖」ともいわれるマックス・ミュラーの本巻は「比較神話学」
「宗教学序説」など代表的な論文と共に「仏教の虚無主義について」など仏
教関係の論考を収める」
「「真のキリスト教」を出発点に置く価値観とも結び付いており、進化論的宗
教観などと共に、そのままでは現代に通用しないが、巻末の解題・解説がそ
の意義の理解に大いに役立つ」
フリードリヒ・マックス・ミュラー 著
松村一男/下田正弘 監修 山田仁史/久保田浩/日野慧運 訳
定価 7,344円(本体価格6,800円)
宗教研究にはじめて「比較」という方法を取り入れ近代宗教学の祖
となったミュラー。代表作『宗教学序説』をはじめ、神話研究の古
典である『比較神話学』、当時の東洋研究の水準を示す仏教関係の
論文など全8篇を収録。