読売新聞2/15付で『フランソワ一世』が取り上げられました。
評者はライフネット生命CEOの出口治明氏。
「500ページが何故一気に読めるのか。第一に文章の躍動だ。第二に、ヘンリーと
フランソワのレスリングや、マドリードの牢獄でのカールとフランソワの泣きな
がらの抱擁など興趣あふれるエピソードに事欠かない。それでいて大局観は失う
ことがない」
「フランソワは欠点だらけだが、活力旺盛な「上機嫌の王」だった。だからフラン
スはフランソワを愛したのである」
ルネ・ゲルダン 著/辻谷泰志 訳
定価 6,480円(本体価格6,000円)
戦乱の世に生まれ生涯を血煙の中にすごしながらも文化を愛し、
レオナルド・ダ・ヴィンチなどの芸術家を招き、フランス・ルネ
サンスの王と呼ばれたフランソワ一世。戦争と芸術に彩られた
波乱の生涯を明らかにする決定版評伝。