12/7付中日・東京新聞読書欄に諏訪哲史さんのインタビュ−が掲載されました。
『偏愛蔵書室』の内容についてのインタビューの中で、
「「書くこと」は「読むこと」。これは諏訪哲史さんが持ち続ける信念だ。創作とは
「この世界や自分の生をどのように見たかなんです」。中日新聞での四年二カ月に
及ぶ連載を収録した一冊が示すのは、百人百様の世界の写し方。」
「この一冊では「物語より描写、内容より文体」を重視し、「逸脱」「屈折」を象徴
する引用を選び抜いた。「読者が持つルールをどう破るか。人前で見せられない、
あえて腹の中におさめている矛盾こそが文学では生かせる」と強調する。」
と紹介されています。
東京新聞 TokyoWeb〈Tokyo Bookweb〉
諏訪哲史
定価 2,700円(本体価格2,500円)
芥川賞作家・諏訪哲史が、中日新聞に2010年~14年まで
連載したあの大人気読書エッセイが 待望の単行本化!