2014年12月
2014年12月情報一覧です。
「時代小説の挿絵画家 小田富弥展 ~怪剣士・丹下左膳あらわる!~」開催〈1/3(土)〜3/29(日)〉
「時代小説の挿絵画家 小田富弥展 ~怪剣士・丹下左膳あらわる!~」開催
大正末から昭和初期にかけ大衆文学の開花とともに、時代小説の挿絵に新境地を
拓いた小田富弥(1895~1990)。
林不忘「新版大岡政談」では、隻眼隻手のニヒルなヒーロー・丹下左膳を描き
出し、また、時代小説の新しいジャンルとして生まれた「股旅もの」では、それ
までなかった渡世人のイメージを具体的に描くことに成功しました。縞の合羽に
三度笠スタイル......世間から疎外され、各地を流れ歩く一匹狼のヒーロー・孤独
な渡世人=アウトローの義理人情の世界を、富弥は軽妙かつ躍動感あふれる毛筆
で描きました。
17歳で日本画家・北野恒富に入門して研鑽を重ね、江戸の浮世絵師・歌川国芳
からの流れを受け継いだ富弥は、中一弥・木俣清史・野口昴明ら多くの門下生を
育てています。
本展では、時代小説全盛期を飾り、群を抜く卓越した筆さばきで多くの時代小
説を彩った富弥の軌跡をご紹介いたします。
◆会期:2015年1月3日(土)~3月29日(日)
◆会場:弥生美術館
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3
TEL 03(3812)0012
◆開館時間:10:00~17:00(入館は16:30までにお願いします)
◆休館日:月曜日 ※ただし1/12(月・祝)開館、13(火)休館
◆料金:一般900円/大・高生800円/中・小生400円
(竹久夢二美術館もご覧いただけます)
【展覧会詳細ページ】
【展覧会公式カタログ好評発売中!】
小田富弥 画/松本品子 編
定価 3,024円(本体価格2,800円)
百花繚乱の大衆文芸黄金時代は挿絵画の黄金時代でもあった。
ニヒルな怪剣士「丹下左膳」の姿を創造し、その活躍ぶりで
東の岩田専太郎、西の小田富弥と称され絶大なる人を誇った
画家の全体像を原画を中心に初集成。
『横尾忠則の地底旅行』が月刊アートコレクターズ 2015年1月号で紹介されました。
月刊アートコレクターズ 2015年1月号で『横尾忠則の地底旅行』が紹介されました。
「多次元の異界とも言うべき《洞窟》と《神話》をモチーフとした作品約50点をオール
カラーで集成。闇と光で奏でる横尾芸術の深層を解き明かす鍵と成る。」
横尾忠則 画
定価 2,160円(本体価格2,000円)
《洞窟》と《神話》をモチーフとした、横尾芸術の深層を
解き明かす作品約50点をオールカラーで集成。2014年10月
に鹿児島県霧島アートの森で開催された展覧会「横尾忠則
の地底旅行」公式カタログ。序文=酒井忠康
冬季休暇期間中の業務休業のお知らせ
平素は格別のご愛顧をたまわり、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、12月27日(土)から1月4日(日)までの期間中、
冬季休暇期間として業務をお休みさせて頂きます。
※弊社は、土日と祝日は休業日となっていますが、
それに合わせ、上記期間が業務休業期間となります。
休業期間中に頂いたオンラインブックショップでのご注文やお問い合わせの
返答につきましては、1月5日(月)より、順次対応させていただきます。
冬季休暇期間中、お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご容赦の程お願い申し上げます。
『比較宗教学の誕生』が週刊読書人で紹介されました。
週刊読書人で『比較宗教学の誕生』が紹介されました。
評者は和光大学名誉教授の前田耕作氏。
「著述の一つ一つにその背景が浮かび出る行き届いた解題が付され、末尾ににミュラーの
比較宗教学への歩みを歴史的に展望し、改めて近代人文学の歩みの中でマックス・ミュ
ラーの宗教学が占める位相の壮大さを測定せんとする二つの力感溢れる解説が、本書の
意義を格別に際立たせている。」
「本書は近年あまりにも貶められてきたマックス・ミュラーの評価を反転させる契機にな
るに違いない。」
フリードリヒ・マックス・ミュラー 著
松村一男/下田正弘 監修
山田仁史/久保田浩/日野慧運 訳
定価 7,344円(本体価格6,800円)
宗教研究にはじめて「比較」という方法を取り入れ近代宗教学の
祖となったミュラー。代表作『宗教学序説』をはじめ、神話研究
の古典である『比較神話学』、当時の東洋研究の水準を示す仏教
関係の論文など全8篇を収録。
『偏愛蔵書室』諏訪哲史さんインタビュ− 12/7付中日・東京新聞読書欄に掲載
12/7付中日・東京新聞読書欄に諏訪哲史さんのインタビュ−が掲載されました。
『偏愛蔵書室』の内容についてのインタビューの中で、
「「書くこと」は「読むこと」。これは諏訪哲史さんが持ち続ける信念だ。創作とは
「この世界や自分の生をどのように見たかなんです」。中日新聞での四年二カ月に
及ぶ連載を収録した一冊が示すのは、百人百様の世界の写し方。」
「この一冊では「物語より描写、内容より文体」を重視し、「逸脱」「屈折」を象徴
する引用を選び抜いた。「読者が持つルールをどう破るか。人前で見せられない、
あえて腹の中におさめている矛盾こそが文学では生かせる」と強調する。」
と紹介されています。
東京新聞 TokyoWeb〈Tokyo Bookweb〉
諏訪哲史
定価 2,700円(本体価格2,500円)
芥川賞作家・諏訪哲史が、中日新聞に2010年~14年まで
連載したあの大人気読書エッセイが 待望の単行本化!
『イージー・トゥ・リメンバー』刊行記念トークイベント 片岡義男×若島正〈1/17(土)〉
『イージー・トゥ・リメンバー アメリカン・ポピュラー・ソングの黄金時代』
刊行記念トークイベント 開催!
――ウィリアム・ジンサーによる名著『イージー・トゥ・リメンバー アメリカン・
ポピュラー・ソングの黄金時代』待望の翻訳書が刊行されました。
これを記念し、巻末に解説を寄せた片岡義男さんと、アメリカン・ポピュラーソングの
大ファンである英文学者の若島正さんをお招きし、トークイベントを開催いたします。
レコードやCDで音楽を流しながらの2時間。ビールや珈琲を片手に、お楽しみください。
片岡義男×若島正
「アメリカン・ポピュラー・ソングが聴こえる」
◆日時:2015/01/17(土)
15:00~17:00 (14:30開場)
◆会場:本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-12-4 2F
◆入場料:前売/席確保(1500yen+500yen/1drink)
◆出演:片岡義男(作家・評論家・写真家)
若島正(京都大学大学院教授(英米文学)・詰将棋作家)
片岡義男(かたおか・よしお)
1940年東京生まれ。作家・評論家・写真家。近著に『ミッキーは谷中で六時三十分』
(講談社)『翻訳問答』(鴻巣友季子と共著、左右社)、『私は写真機』『言葉を生
きる』(共に岩波書店)など多数。最新刊に『歌謡曲が聴こえる』(新潮新書)がある。
若島正(わかしま・ただし)
1952年京都生まれ。京都大学大学院教授(英米文学)・詰将棋作家。著書に『乱視読
者の英米短篇講義』(研究社)、『乱視読者のSF講義』(国書刊行会)、訳書にナ
ボコフ『ロリータ』(新潮文庫)、ウェイツキン『ボビー・フィッシャーを探して』
(みすず書房)など多数。
イベント詳細ページ
ウィリアム・ジンサー/関根光宏 訳
定価 3,456円(本体価格3,200円)
ガーシュイン兄弟、アーヴィング・バーリン、コール・ポーターなど
偉大なソングライターの人生を振りかえりながら、数々の名曲誕生の
秘密に迫る。著者秘蔵の図版・写真満載、ジャズ/ミュージカル待望
の一冊!
『イージー・トゥ・リメンバー』がキネマ旬報 2014年12月下旬号で紹介されました。
キネマ旬報2014年12月下旬号で『イージー・トゥ・リメンバー』が紹介されました。
評者は編集者で映画評論家の高崎俊夫氏。
「著者のウィリアム・ジンサーは1922年生まれで、27年のミュージカル『ショウボート』に
始まるアメリカのポピュラー・ソングの歴史をソングライターのキャリアと重ねながら語っ
ていく。」
「原詞が訳詞とともに自在に引用され、当時のポスターやポートレイトがふんだんに使われて
いるのも魅力のひとつだ。」
「映画ファンのみならず20世紀アメリカ文化に関心のある者には必読である。」
ウィリアム・ジンサー/関根光宏 訳
定価 3,456円(本体価格3,200円)
ガーシュイン兄弟、アーヴィング・バーリン、コール・ポーターなど
偉大なソングライターの人生を振りかえりながら、数々の名曲誕生の
秘密に迫る。著者秘蔵の図版・写真満載、ジャズ/ミュージカル待望
の一冊!
『宗教法人の税務と会計』が11/28付中外日報で紹介されました。
11/28付中外日報で『税理士の坊さんが書いた宗教法人の税務と会計』が紹介されました。
「著者は「各寺院の適正会計が宗教法人全体の信用につながり、世論が宗教法人課税論の
防波堤になってくれることを祈って本書を書き上げた」という。」
「初心者でもよく分かる宗教法人の会計入門書。」
上田二郎 著
定価 2,376円(本体価格2,200円)
ご住職、ご自坊の経理、本当に大丈夫ですか? 収益事業がない
寺院の税務と会計はこれ1冊で十分! 税務の基礎知識や帳簿の
作成方法を具体的に記載。寺院の透明性を高めて宗教法人課税論
を一掃する寺院会計の決定版。
『柴田南雄著作集』が音楽の友12月号で紹介されました。
音楽の友12月号で『柴田南雄著作集』が紹介されました。
評者は現代音楽の研究者で武蔵野音楽大学教授の楢崎洋子氏。
「第1巻に収録された「西洋音楽の歴史」と「印象派以降」を改めて見ると、個々の作曲家の
作風や作品の音楽的特徴が、鋭く豊かな感性で受け止められて、的確な批評的な記述として
の作曲家論が次から次へと繰り出される。どの時代の作曲家も柴田の身近にいる愛すべき作
曲家として記述されている。」
「柴田の文章に、それが発表されるのとリアルタイムに接してきた世代よりも、その後の世代
がのほうが多くなりつつある時代であるがゆえの選択基準に納得する。」
小沼純一 編
定価 7,344円(本体価格6,800円)
戦後日本を代表する作曲家・音楽評論家、柴田南雄の主要著作を
3巻に集大成。第1巻は、音楽史の名著『西洋音楽の歴史』と
『印象派以後』を1冊に収録。
『イージー・トゥ・リメンバー』が毎日新聞11/30付で紹介されました。
毎日新聞11/30付で『イージー・トゥ・リメンバー』が紹介されました。
評者は英文学者で翻訳家の若島正氏。
「本書『イージー・トゥ・リメンバー』は、そうしてアメリカ大衆の心の中に集合的記憶
として今なお残りつづけているポピュラー・ソングの数々と、その作曲家や作詞家たち
の物語を、著者ウィリアム・ジンサーの個人史を織り交ぜながら記録した、著者自身の
言葉を借りれば「アメリカン・ポピュラー・ソングとの生涯にわたるロマンスの物語」
である。(中略)本書はただの知識ではない、愛情にあふれたものになっている。」
「本書のお楽しみはそれだけではない。各章に多数ちりばめられた図版、とりわけポスター
アートとしての初期の楽譜の表紙は、見ているだけで幸せになれる。」
『イージー・トゥ・リメンバー
アメリカン・ポピュラー・ソングの黄金時代』
ウィリアム・ジンサー/関根光宏 訳
定価 3,456円(本体価格3,200円)
ガーシュイン兄弟、アーヴィング・バーリン、コール・ポーターなど
偉大なソングライターの人生を振りかえりながら、数々の名曲誕生の
秘密に迫る。著者秘蔵の図版・写真満載、ジャズ/ミュージカル待望
の一冊!