朝日新聞名古屋本社版10/29付で『偏愛蔵書室』が紹介されました。
「自分の日常から離れた昭和以前の日本や海外の「遠い文学」に諏訪さんは読書の喜びを
見いだしてきた。この本では、あえて作品の概要説明はせず、ひたすら、忘れられない
文章の一片と、そこにうかがえる詩的工夫の賞味に紙幅を費やしている」と紹介され、
諏訪さんも「どの作品も作家が独り悶々としながら書いたに違いない本。孤独が生んだ
作品は時代を超えて孤独な人に届く。同じ作家として彼らの気持ちをくみとりながら筆
を進めた」とコメントを寄せています。