週刊朝日7/4号で『宝塚百年を越えて 植田紳爾に聞く』が紹介されました。
評者は演劇評論家の扇田昭彦氏。
「宝塚史上最高のヒット作「ベルサイユのばら』を送り出した脚本家・演出家
で、宝塚歌劇団の理事長も務めた植田紳爾が自身の歩みと宝塚の軌跡を語っ
たインタビュー本」
「本書の面白さの一つは、植田氏自身が「和」の伝統に生きる人であることを
はっきりと語っていることだ。(中略)近年の宝塚は欧米風の作品が目立つ
が、大ヒット作『ベルばら』がこうした歌舞伎志向の演出家によって作られ
たことを考えると、今に生きる伝統演劇の根強いパワーをあらためて実感する。」
植田紳爾 語り手/川崎賢子 聞き手
定価 2,700円(本体価格2,500円)
『ベルサイユのばら』『風と共に去りぬ』など宝塚歌劇団
100年の歴史に燦然と輝く、金字塔的名作を生んだ演出家・
植田紳爾。せつなく熱く心を揺さぶる、魅惑の舞台はいか
にして作られたのか? その秘密を今はじめて語る。