毎日新聞6/15付で『完訳 エリア随筆Ⅰ』が紹介されました。
評者は作家の池内紀氏。
「このたびの訳書には、訳者と親しい研究者、藤巻明によるくわしい註釈がついいる。
息のあった二人三脚のおかげで、はじめて「エリア的世界」がまざまざと見える気
がするのだ。」
「文を短くして凱切なリズムを与えるかたわら、ディケンズのようなユーモアをもった
文人の語法を巧みにとらえ、それはテーマをかえても川の流れのように連続していて
ここちよい。」
チャールズ・ラム/南條竹則 訳/藤巻明 註釈
定価 2,592円(本体価格2,400円)
古今東西におけるエッセー文学の最高峰、ラムの「エリア随筆」
待望の新訳。望みうる最高の翻訳で、エリア正篇・続篇の完訳
を4分冊で刊行。詳細な注付き。第1巻には「人間の二種族」
「除夜」他、全15編を収録。